公益財団法人 日本漢字能力検定協会

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今、あなたに贈りたい漢字コンテスト

総評

2023年「今年の漢字」第1位は「税」でした。その年を最もよく表す漢字が選ばれるのですから、いわば客観的な指標ともいうべきものです。一方、「あなたに贈りたい漢字」はそれぞれの思いの丈を込めた、すこぶる主観的なものです。ですから「謝」や「感」「笑」「楽」「愛」「幸」「優」といった、心のうちにあるものが多くを占めます。そして泣かされることになります。今年の応募は5万1825の多数にのぼりました。いつものように甲乙付けがたく審査員一同悩みました。選に漏れた中にもこれはというものもありました、たとえば小学生部門の「憧」。声が大きい人は隠し事がないからだとお母さんは言います。だから声の大きいおばあちゃんは「憧れです」と。何だか、見事な世相批判になっています。(審査員長 橋本五郎)

受賞作品・団体

絆大賞

田中 渉琉 さん
(千葉県・11歳・松戸市立北部小学校)

時間さんへ時間がもっとほしい僕より「延」

時間さん。一日いつも短すぎです!!もっと長い時間学校にいたいし、もっと友達と遊びたいんです。勉強する時間はそのままで。(学校の授業は除く。)お願いです。一日、一日の時間を延ばして下さい!!この気持ちをこめてこの漢字をあなたに贈ります「時間さん」。

受賞者コメント

審査員の皆様、大きな賞に選んでいただきありがとうございます。
内定をもらった時は、どんな賞だろう?と思いながらも、手紙は家でお母さんと読むことにしました。家に帰って手紙をよく読んでみると、「絆大賞」と書いてあり、調べたら一番の賞でした。僕が大賞を取れるなんて思いもしなかったので驚きました。あの嬉しさはいつになっても忘れません。
「絆大賞」を自信につなげ、来年度もコンテストに参加したいと思います。
この作品には、最高のクラスメート・先生と別れたくないという気持ちを込めています。
ですが、時間は「延」びてくれません。残り僅かな小学校生活も、これから先も時間を大切にして、素敵な時間を作りたいと思います。

審査員からのコメント

「一日の時間を延ばして下さい!!」とは、なんとすごい発想でしょう。ただし、延ばしてほしいのは遊び時間であって、「勉強する時間はそのままで」とは、渉琉くんの本心が現れていますね。思わず笑ってしまいました。しかも、誤解されるかもしれないと思って、ちゃんと逃げを打っています。(学校の授業は除く。)と。このあたりは考えに考え抜いたあとさえ感じられます。こういうのを「戦略的」と言うんですよ。私には、贈る相手が「時間さん」であることも含めて、渉琉くんが一生懸命考えている姿が目に浮かびます。とても気に入りました。(橋本五郎)

日本漢字能力検定協会賞

川尻 柚歩 さん
(三重県・10歳・桑名市立深谷小学校)

お父さんお母さんへ川じり柚歩より「健」

私のお父さんお母さんは、友だちのお父さんお母さんより年上です。私の上には三人いて下には一人いるのでしょうがないと思っています。だけど、友達のお母さん達よりも先に死んでしまったら、怖い気持ちがあるから、健康でいつまでも長生きしてください。

受賞者コメント

まさか自分が書いた作品が、賞に選ばれるとは思いませんでした。先生から、入賞したと聞いたとき、「えっ!!」ってビックリしたけど、それだけでした。でも、校長先生や家族が「すごい、すごい」と言っていて、だんだんそんなにすごいことなんだなと思いました。賞に選ばれて本当にうれしいです。
選んでもらったことに感謝しています。
そして、いつまでも、お母さんお父さんに、健康で長生きしてほしいです。

審査員からのコメント

協会賞、おめでとうございます。
健康、健在、健全、健闘・・・の「健」。訓読みで「<すこ>やか」。
「健」っていい漢字ですよね。
柚歩さんがお父さん、お母さんに贈りたい漢字として「健」を選ばれたこと、非常によくわかります。審査員長の橋本五郎さんが、選考会で「いつの時代でも子供にとっての一番の心配ごとは、独りぼっちになること、親がいなくなることだ。その気持ちがすごく伝わってくる作品だ」と言い、協会賞に選定しました。
小学生の柚歩さんだけではなく、だれもが、親にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思うものです。みんなの気持ちを代表している作品で、素直な気持ちが表現されており、本当に良い作品でした。柚歩さんも元気で健康にすごし、たくさん親孝行してくださいね。(山崎信夫)

審査員賞

私のねこへあんみより「愛」

粟田 あんみ さん
(愛知県・6歳・愛知インターナショナルスクール)

いつも私に、ふわふわのからだをくっつけてきてくれる、ねこのごまちゃん。かわいくてしかたないから、私もごまちゃんに顔をうずめたりしたいよ。でも、私はねこアレルギーなの。だから、かわりに「愛」をごまちゃんにたくさん送るね。愛してるよごまちゃん。

受賞者コメント

ママから賞をもらったことを聞いてヤッターととび上がりました。漢字はむずかしいけれどたくさん書けるとうれしいです。
実は私の家には私が生まれる前から4ひきのねこがいます。ごまちゃんはポッチャリしたグレーのねこです。ごまちゃんは私がなげたおもちゃをくわえてもってくることができます。私が勉強している時はいつも私のそばにいます。
そんなかしこくてやさしい私の大好きなごまちゃんにプレゼントした漢字の作品が大きな賞にえらんでもらえてとてもうれしいです。
ありがとうございました。

審査員からのコメント

相手を心の底から愛おしく思うこと、小さい頃、一番経験してほしい感情です。ゴマちゃんと触れ合って遊びたい、でも自分の身体のことを考えれば、我慢もしなければいけない。それでも自分のできる限りのことを考え、いっぱい愛を送る。こんな優しい感情をもっていてくれれば、とっても素敵な人になってくれると心の底から思えます。きっといつか顔を埋めることができる日が来ると信じて、これからもゴマちゃんを大切に。本当に愛するという気持ちが伝わって来ました。ありがとう、あんみちゃん!(栗山英樹)

じぃじへ岩井優吏より「極」

岩井 優吏 さん
(千葉県・10歳・千葉市立あすみが丘小学校)

僕のじぃじは遊びの神です。魚つりにさんぽ、サッカー、バドミントン、僕の好きな事を全部知っていて、一緒に遊んでくれます。体力があって、優しくて、じぃじは『僕のおじいちゃん』を極めています。だからこの漢字を贈ります。また一緒に昼寝しようね!

受賞者コメント

ぼくは国語が苦手です。この受賞コメントを書かなければいけないと聞いたときに、たいへんだなぁと思ったくらい苦手です。だから、ぼくのことを知っている家族もみんなびっくりしていました。もちろんぼくも予想していませんでした。
コンテストに応ぼした時、おじいちゃんにおくりたい漢字はすぐに決まりました。でも文章を考えることはくろうしました。時間もたくさん必要でした。たいへんだったけど、おじいちゃんが大好きなことは表現できたと思います。
苦手なことにチャレンジして初めて賞をもらえてうれしかったです。ありがとうございました。

審査員からのコメント

少年時代の憧れが、大好きなおじいちゃん。昔はみんな父や祖父に憧れていました。そんな姿を感じられる、一緒に過ごしている家族がいるということは、これからの日本に一番必要で、現代では忘れ去られがちのような気がします。我々、大人が意識しなければいけないことを実践してくれているおじいちゃんに感謝。そしてそれを素直に心で感じている優吏君に感動しました。その思いを達人、一字で「極」という言葉での表現が秀逸。こんな言葉をもらったおじいちゃんが涙にむせぶ姿が目に浮かびます。これからもそのまごころ、大切にね。本当にありがとう!(栗山英樹)

ママへ果乃亜より「蛇」

野口 果乃亜 さん
(静岡県・11才・富士市立鷹岡小学校)

私は爬虫類が大好きでコーンスネークという蛇が飼いたい。ママは反対してたが、「じゃあ大人になって自分で稼げるようになってから。」と言った。パパは「時間を置いたら諦めると思ってる。」って言ってた。ママ、私は五年なんぞで気持ちは変わらないからね。

受賞者コメント

まさか自分が書いた文が受賞できるとは思わず、びっくりしたけどすごくうれしい出来事でした。
「蛇」という字で受賞することができたので、自分の蛇が好きという気持ちを表せたと思います。
蛇の好きな所は、かわいい蛇やかっこいい蛇がたくさんいることです。
蛇だけでなく、他の爬虫類にも興味があります。
高校生になったら、アルバイトをしてがんばって貯金をしてから、コーンスネークだけでなくいろいろな種類を飼ってみたいです。
将来の夢は、爬虫類に関わる仕事に就くことです。

審査員からのコメント

大好きなもの、誰が何と言っても実行する覚悟が“蛇”という字からはっきり感じられてうれしいです。何故かと言えば、子供のころから自分で考えて自分で決めて行動する。自分の夢を形にしていく人はほとんどこういった人たちなのだと最近特に実感する。それも、父と母の思い両方を意識しながら自分の思いを必ず達成するという覚悟を感じます。これは大人になったらできるということではなく、早い時期の感性は必要で、私ももっとそういった感性があったなら、と憧れの部分でもあります。果乃亜ちゃん、頑張ってね!(栗山英樹)

佳作

  • 荻田 直樹 さん
    (大阪府・9歳・関西創価小学校)
  • 小倉 陽莉 さん
    (埼玉県・8歳・みのべ幼稚園ジュニアスクール)
  • 柏原 優衣 さん
    (大阪府・12歳・関西創価小学校)
  • 小林 紬 さん
    (新潟県・9歳・長岡市立上組小学校)
  • 小林 文斗 さん
    (静岡県・11歳・富士市立鷹岡小学校)
  • 近藤 祐都 さん
    (東京都・10歳・三鷹市立第四小学校)
  • 下里 あかり さん
    (沖縄県・7歳・那覇市立大名小学校)
  • 中島 彩智 さん
    (福島県・9歳・桜の聖母学院小学校)
  • 中原 遼 さん
    (静岡県・12歳・富士市立鷹岡小学校)
  • 森脇 奏 さん
    (大阪府・11歳・大阪市立大江小学校)

絆大賞

荒井 星愛 さん
(群馬県・13歳・太田市立太田中学校)

妹へ私より「開」

初めてできた妹は二才頃自閉症と診断された。自閉症が何かも分からない私には心配や不安が頭をよぎった。しかし妹は今も前へ進み続けている。自閉症は「閉」という漢字が使われているが、勇気をくれた妹には新しい道を開いていってほしい。私も一緒にいくから。

受賞者コメント

今回はこのような賞がいただけて、とても光栄です。
私の妹は自閉症で、その障害がどういう障害か理解できずに最初は不安でした。
でも、最近は出来ることが増えていって毎日新しい扉を開いています。自閉症は「閉」という漢字が使われていますが、自分を閉じ込めるのではなく妹にはこれからも新しい扉をどんどん開いていって欲しいし、一緒に開いていきたいと思うのでこの漢字を妹に贈りたいと思います。
改めて、絆大賞に選んで頂きありがとうございました。

審査員からのコメント

妹さんを想う優しさが伝わってきました。
「開」という字の成り立ちは、閂(かんぬき)を外し両手で門をあける様子を表したのもだと言われています。前向きに生きる人の姿そのものが映し出された一文字。自ら歩みを進める時に寄り添ってくれる漢字ではないでしょうか。
当初は心配や不安に包まれた姉の「私」が時を経て前向きで力強い気持ちになれたのは「妹」さんの頑張っている姿を傍で見守り続けたからなのでしょう。未来への門を、ぜひ姉妹二人の手でしっかりと開いていって下さいね。(やすみりえ)

日本漢字能力検定協会賞

菊池 椿紗 さん
(北海道・13歳・北広島市立西の里中学校)

母へ私より「頁」

母が中古で参考書を買ってくれました。勉強をしようと思い、頁をめくると消しカスがぽろぽろ落ちてきました。これは、母が描いてあった落書きを消してくれた成果でした。これを聞いた時、私は感動しました。頁をめくると、落ちてくるのは母の優しさです。

受賞者コメント

この度は、名誉ある賞をいただくことができ、大変光栄に思っています。入賞の報告を担当の先生から聞いた時、最初は驚きを通り越して「おーすごい。」などと他人事のように聞いていましたが、思索するにつれてとても名誉ある事だと気づき、一人でわたわたといそいそとしていました。
この「頁」という漢字は、とある文豪の詩で知りました。その詩は、内容が難しく私は意味を理解することを中々出来ませんでした。一つでも意味を知ろうと思い、一番最初に調べたのがこの「頁」という漢字でした。母の優しさと一つの詩、これらがなければこの作品は生まれていなかったと思います。この作品は私の宝物であり、最高の思い出です。

審査員からのコメント

協会賞、おめでとうございます。
参考書のページを捲(めく)ると落ちてきた消しゴムのかすを、お母さんの優しさと表現した、この作品に心が温まりました。
その参考書がどんな内容のもので、なぜ中古の参考書なのか、いろいろ想像が膨らみますが、それはさておき、だれかが自分のために用意してくれたものを大切に使い、使うたびに感謝することは、人として大切な所作であり、心です。さぞかし、勉学に身が入り、成果も表れることでしょう。
そして、筆で一文字一文字、丁寧に美しく書かれたこの作品。その文字にも感銘を受けました。
「書は人なり」。表彰式でお会いするのを楽しみにしたいと思います。(山崎信夫)

審査員賞

音の神様へ海景より「音」

笠井 海景 さん
(神奈川県・14歳・東海大学付属相模高等学校中等部)

この夏、吹奏楽の練習に明け暮れました。常に音を聴き、小さな違いを聴き分けて最高なハーモニーを目指しました。音にあふれた幸せな夏。生活の中でも音はあふれています。台所で料理する母親の音、庭木の手入れする父親の音。ずっと音の幸せが続きますように。

受賞者コメント

この度は審査員賞に選んでいただき、ありがとうございます。
私は初めて受賞と聞いた時、この賞の大きさを理解していませんでしたが、今では夢のように嬉しく思っています。
今回、『音』の漢字を選んだのは、私自身が吹奏楽をやっているために毎日音を聞いています。その影響もあって演奏以外の日常生活での音でも気づくことができるようになり、世の中には音がたくさん溢れているなと感じたからです。
音には人々を楽しませたり、幸せにさせたり、あるいは悲しくさせたりなどの喜怒哀楽の感情を揺さぶるものがあると思います。そのため、これからは言葉だけでなく音で感謝を伝えることも大切にしていこうと思います。

審査員からのコメント

音に込めた願い。海景さんの豊かな感性が感じられます。この「音」という文字は「言」に近い成り立ちだそうですね。口の中に「一」を書き足してできた漢字とのことで「口の中の舌」「隠れている」から「外に発しない言葉」と解釈されるそうです。
心の中にある言葉が「音」として表れるなら、日々の中でより一層さまざまな「音」に耳を傾けたくなりますね。音に溢(あふ)れた幸せな夏は仲間との心が通い合った素敵な時間だったのでしょう。(やすみりえ)

家族へ私より「行」

髙野 真生 さん
(東京都・14歳・多摩市立多摩中学校)

私は毎朝絶対にする「行ってきます」「行ってらっしゃい」の挨拶が大好きです。その一言で、一日がパッと彩るような気がします。みんなの明るい笑顔、あたたかい声がいつも私の背中を押してくれます。支えてくれてありがとう。今日も元気に、「行ってきます!」

受賞者コメント

この度は審査員賞に選んでいただき、本当にありがとうございました。いつも私を支えてくれる人に漢字を贈りたいと思い、考えてみると家族の姿が浮かびました。私はこのコンテストを通して改めて家族の温かさに気付きました。私は朝が苦手で学校に行くのが憂鬱なときもありますが、そんなとき私の背中を押してくれるのはいつも家族です。日々の何気ない挨拶ですが、その言葉が持つ力は大きく、元気を与えてくれます。だから、私はみなさんにも「行ってきます」、「行ってらっしゃい」の挨拶を大切にして欲しいと思います。4月からは高校生になり、新しい環境に不安と緊張を感じますが、これからも元気に挨拶を続けていきます。

審査員からのコメント

象形文字である「行」は十字路の形をそのまま文字にしてあるそうで、確かにジーッと眺めていると道のイメージが湧いてきて面白いものです。
日常の挨拶を大切にしている作者の心がけが「行」という一字に重ねられ、こちらにも清々しく伝わってきました。中学校生活の中で、頑張らなければならないことや悩みを乗り越えなければならない時もあるはずです。でもこの「行」という文字がご家族の笑顔とともにいつも支えになってくれているのでしょう。(やすみりえ)

おじいちゃんへ孫より「推」

山口 美春 さん
(広島県・14歳・三原市立宮浦中学校)

おじいちゃんへ。この前、私がおじいちゃんに推しの尊さについて語っていたら「推しって何やぁ。」と聞かれ、説明し、推しについて語り直したら、また「推しって何やぁ。」と聞いてきた。めっちゃかわいいおじいちゃんは、その時から私の推しだ。

受賞者コメント

この度は審査員賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。入選したと聞いた時はとても嬉しかったです。これを書いた時は、おじいちゃんだけ推そうと思いましたが、その後、おばあちゃんも推しがいがあることに気づき、今はおじいちゃんとおばあちゃんを推しています。このような賞を取れたことは、おじいちゃんのおかげでもあるし、これからもたくさん恩返しをし、貢ぎたいと思います。
推し活、続けます!

審査員からのコメント

ここ数年の「推し活」ブーム。この言葉は2021年度のユーキャン新語・流行語大賞で取り上げられてから、さらに広がりを見せた印象を受けます。人それぞれに、自分のお気に入りや好きなものごとを応援する活動。毎日の生活に取り入れるとなかなか楽しいものです。この、現代を象徴するような「推」が孫からおじいちゃんへ贈りたい漢字というのですから大変微笑ましく印象に残りました。お二人が「推し」について会話する様子も想像でき、ほのぼのしますね。(やすみりえ)

佳作

  • 今川 奈緒 さん
    (香川県・12歳・丸亀市立南中学校)
  • 岡﨑 瑠寧 さん
    (滋賀県・14歳・ヴォーリズ学園近江兄弟社中学校)
  • 岸 啓輔 さん
    (栃木県・15歳・小山市立美田中学校)
  • 砂田 あかね さん
    (広島県・14歳・三原市立宮浦中学校)
  • 中本 唯花 さん
    (東京都・14歳・大田区立貝塚中学校)
  • 西村 海美 さん
    (広島県・15歳・三原市立宮浦中学校)
  • 沼田 友里愛 さん
    (茨城県・14歳・石岡市立石岡中学校)
  • 松村 小次郎 さん
    (大阪府・13歳・柏原市立堅下北中学校)
  • 山村 優芽 さん
    (大阪府・12歳・松原市立松原中学校)
  • 吉田 恵春 さん
    (神奈川県・13歳・川崎市立塚越中学校)

絆大賞

奥川 奏音 さん
(東京都・15歳・貞静学園高等学校)

母さんへ息子より「生」

母さんが病気になって、母さんの誕生日は「今年も無事に生きられた日」になった。僕のランドセル姿を見たいと治療をしてから僕も高校生になったし、そろそろどうだろう「今年も生きれて良かった」から「誕生日おめでとう」と言ってもいいんじゃないかな。

受賞者コメント

漢字も文章も苦手な僕がこの賞に選ばれたことを聞いた時は、正直驚きました。
「生」は僕にとって色々な意味合いがある漢字です。母が病気になってから、誕生日という日は生まれたことを祝う日というより、一年間生きる事が出来たことを実感する日になっていたけれど、やっぱり誕生日は生きられた事ではなく、生まれた事を「おめでとう」と言えたらいいなとずっと思っていました。弟が生まれてから、その思いはより一層強くなりました。その弟が小学生、僕も高校生になり、母が病院から言われていた目安となる年数が経ったタイミングでこの漢字コンテストがありました。自分の気持ち伝えられたらなと母宛の手紙を書きましたが、予想外に壮大な形での伝わり方になりました。この度はこのような機会を頂きありがとうございました。

審査員からのコメント

「生」は草が生え出るかたちを表し、そこから「うまれる・そだつ・いきる・いのち」という意味につながったとされています。
奏音さんの作品を読んで、私事ですが、わたしの母と重なりました。彼女もわたしが幼い頃から持病があり、人工透析を30年続けています。奏音さんのお母さまと同じく誕生日には「今年も無事に生きられた」と口にします。
次のお母さまのお誕生日は、「今年も無事に生きられた日」として一年を労いつつ、「誕生日おめでとう」と新しい一年へ目を向ける日にもなっていきますように。奏音さんの深い思いやりがお母さまの大きな支えになっていると思います。奏音さんとお母さまのこれからの日々に絆大賞を贈ります。(華雪)

日本漢字能力検定協会賞

渡邊 悠 さん
(静岡県・17歳・静岡県立清水西高等学校)

小学生の頃の自分へ高校の自分より「抗」

小学生の頃の僕は、イジメられていた。言いたいことも言えず、ただ黙って時間が過ぎるのを待っていた。そんな僕の漢字は「耐」だった。だからこそ今の僕は「抗」を贈りたい。抵抗をして良い。相手が悪いのだから。恐れるな。この言葉も過去の僕に伝えたい。

受賞者コメント

この作品をお選びいただき誠にありがとうございます。身に余る光栄です。過去の自分の嫌な体験を昇華できたと思うと大変嬉しいです。
今の僕は決して友達が多い、クラスを引っ張っていけるようなリーダー的な存在、場を盛り上げられるようなムードメーカーのような存在などなど、誰もが一度は憧れるような存在ではありません。むしろその逆で友達は少なく、消極的、根暗で周りからはあまり良い印象を持たれていないような存在です。このような自分ですので、今でも周りから舐められる時があります。これが度を越してくるとイジメに繋がっていきます。小学生の時はイジメをしてくる相手に対しその場で仕返しをしたかったのですが、もっとイジメられるのでは、怖いと思ってしまい先生方や親にも相談できずにただその状況に耐え、時間だけが過ぎていきました。結局何もできず相手に対し悔しさや怒り、恨みが残っただけでした。ですが今では違います。イジメをしてくる相手に対し抗い一太刀浴びせます。小学生の頃からイジメに遭っていたからこそ、今では立ちむかうことができるようになりました。
高校になってもこのような自分ですが、不満はありません。抗うことができるから。そして、友達は少ないですが自分には信頼できる仲間がいます。ですので、これからも自分の気持ちに正直に生きていきます。

審査員からのコメント

協会賞、おめでとうございます。
小学生の頃の自分は「耐」だった。高校生になった今、そんな過去の自分に「抗」を贈り、「恐れるな」と励ます作品。
だれしも、思い出したくもない過去の出来事やその時の感情があるやに思います。しかし、勇気を振り絞ってそれに向き合い、過去のこととして整理してしまわなければ、充実して今を生き、前に進むことはできないかもしれません。
悠さんは、辛く悲しかった過去の思いを乗り越える努力をして成長し、強くなり、今に至っているのでしょう。
「抗」を胸に秘め、それでいて穏やかで優しく、芯の強い、信頼される大人になってほしいと願います。(山崎信夫)

審査員賞

好きな人へ吉田彩乃より「輝」

吉田 彩乃 さん
(東京都・15歳・東京都立赤羽北桜高等学校)

どうして好きな人は輝いているように見えてしまうのか。私以外の人は彼が輝いているようには見えていないのだろうか。くだらないことをしていても輝いているように見えてしまう光を、どうか私以外の人が見ることのないようにしてください。

受賞者コメント

この度は、このような素晴らしい賞をいただくことができ、とても光栄に思います。このコンテストは、現代の国語の授業で取り組みました。私は、今の付き合っている相手に片思いをしていたときの気持ちを漢字に表したのですが、自分の作品が審査員賞を受賞したと授業担当の先生から教えていただいて、少しの恥ずかしい想いと驚きが隠せませんでした。しかし、今好きな人がいる方や、付き合っている方がいる人なら共感できるのではないかと思いました。これからも相手の輝きをずっと見ていられるように一瞬一瞬を大切にしようと思いました。貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

審査員からのコメント

作品を読んで、彼を見つめる彩乃さんが目の前に浮かんでくるようでした。
まぶしいほどに四方に光を放つ様子を表す「輝」。光は輝いていることに気がつく他者の目が必要です。彼の光り輝く魅力に気がついて、それを引き出すことができるのもまた彩乃さんかもしれません。彼の輝きを通じて、彩乃さん自身の輝きにもぜひ目を向けてみてくださいね。そこにもまた、きっとたくさん光が溢(あふ)れていると思います。
長かったコロナ禍を経て、再開した学生生活が彩乃さんのお名前にあるような彩りと輝きに満ちた時間になりますように。彩乃さんの思いが伝わるようにと願いを込めて、審査員賞をお贈りします。(華雪)

私へ私より「絵」

平松 理沙 さん
(宮崎県・17歳・宮崎県立高鍋高等学校)

家族、友人、先生などのこれまで出会った人と糸で結ばれている。多くの「糸」と「会」えることで「絵」が出来上がる。これからも多くの人と出会うだろう。これからの人生がもっと素敵な「絵」になるよう、たくさんの人との出会いを大切にしていきたい。

受賞者コメント

この度は「審査員賞」に選んでいただき、ありがとうございます。受賞の知らせを聞いたときは、まさか受賞できるとは思わず驚きましたが、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
私は、たくさんの人(糸)との出会いもあり、人生が彩るのではないかと考え、その出会いを大切にしていきたいと思い、「絵」にしました。これから新たにたくさんの人と出会うと思います。そんな時、この漢字に込めた自身の想いを忘れず、歩んでいきたいと思います。

審査員からのコメント

「絵」の漢字は、多色の糸で仕上げられた刺繍や織物に由来します。また「会(會)」には、色々な食材を共に煮込んだ煮込み料理の意味があります。
長かったコロナ禍でオンライン化も進み、人との出会いの形はより多様になりました。けれど糸を刺繍や織物へと仕上げるのは自らの手です。
コロナ禍を経た今だからこそ誰かと出会う、ともすればごく自然な出来事のように思えることが、いかに生きる上で大切なことか――理沙さんの「絵」の漢字を通じた素直な視点から改めて教わったようにも思いました。
これからの人生で出会う「糸」を一本ずつ手繰り、理沙さんの手で一枚の「絵」に仕立てていってください。理沙さんのこれからに審査員賞を贈ります。(華雪)

お兄ちゃんへ妹より「炎」

鈴木 捺月 さん
(神奈川県・18歳・フェリシア高等学校)

お兄ちゃんはいつもやる気がない。お金を無駄遣いしてめんどくさそうに過ごしてる。そんなお兄ちゃんの心に火をつけてやる!ただの火じゃなくて炎だ!こうでもしないとお兄ちゃんは変わらないね。お金の無駄遣いなんかしたら大切な物を燃やしてやる!

受賞者コメント

この度は、審査員賞を頂き、誠にありがとうございます。先生から受賞を聞いた時は、まさか賞を頂けるとは夢にも思ってもいなかったので、とても驚きました。その後喜びが込み上げ、すぐに家族に報告しました。
兄は普段からダラダラと怠けていて、何をするにも「面倒くさい」とやる気を出さないので、いい加減心に火よりも大きな炎をつけないと許さないよという想いを、今回の作品に込めました。日頃、兄に自分の思いを伝えられずにいたので、今回、作品を通して伝えることができて、本当に良かったです。

審査員からのコメント

「炎」の漢字は、その成り立ちを見ると、火をふたつ重ねたかたちで燃えさかる焔(ほのお)をあらわすとあります。
「ただの火じゃなくて炎だ!」。「炎」に加えて、三つ登場する「!」からは捺月さんの勢いある声が聞こえてくるようでもあり、一方でやる気がないお兄ちゃんを心配されている捺月さんの、お兄ちゃんへの暖かい声援が伝わってくるようでした。
人生には時々凪ぎの季節があるような気がします。もしかしたらめんどくさそうに過ごしているように見えるお兄ちゃんの心の中にも次の季節へ向かおうとする力を蓄えた熾火(おきび)がくすぶっているかもしれません。
捺月さん兄妹へ私たちからの応援として審査員賞をお贈りします。(華雪)

佳作

  • 岩下 誠優 さん
    (東京都・16歳・東京都立荻窪高等学校)
  • 大戸 理紗子 さん
    (神奈川県・16歳・鎌倉女学院高等学校)
  • 清原 まい子 さん
    (福岡県・16歳・昭和学園高等学校)
  • 西山 空我 さん
    (大阪府・15歳・浪速高等学校)
  • 廣瀬 航 さん
    (群馬県・16歳・群馬県立伊勢崎興陽高等学校)
  • 廣瀬 のどか さん
    (大分県・16歳・柳ヶ浦高等学校)
  • 藤原 史奈 さん
    (東京都・16歳・帝京高等学校)
  • 茂木 悠大 さん
    (千葉県・16歳・勇志国際高等学校)
  • 湯浅 京太 さん
    (新潟県・18歳・新潟県立十日町総合高等学校)
  • 湯澤 美波 さん
    (東京都・18歳・東京都立田無高等学校)

絆大賞

西園 多佳子 さん
(栃木県・主婦)

両親へ娘より「繕」

亡き父の服の整理をすると、繕いのある服が沢山出てきた。母は「針を持たないと家が荒れる。」とよく言っていた。繕った服の着心地が好きで、最後まで大切に着ていた父。温もりのある服。糸で善くするの繕。物を大切にした両親にこの漢字を贈りたい。

受賞者コメント

この度は、「絆大賞」という素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございました。母に伝えたところ、とても喜んでくれました。きっと父も目を丸くして「良かったな。」と喜んでくれていることでしょう。
「繕う」という漢字には、破れ損じたところを直すという意味もありますが、乱れた身なりを整えるという意味もあります。ほつれたり破れたものをそのままにしておかず、丁寧に直して大切にすることこそ、生活を整えることに繋がると、両親は私に伝えてくれました。これからも、この「繕」を大切にしていきます。

審査員からのコメント

祝・絆大賞!!おめでとうございます。モノが無かった日本の昭和時代、日本人は大切にモノを扱った。使えるだけ使い続ける、そういう心が大好きです。モノは大切に大切に扱えば〝生きモノ〟になると思います。 お母さんが繕った服を、お父さんが着て仕事に出て行く。「行ってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「お帰りなさい」そんな温もりのある光景が思い浮かびました。「繕」うには直す、善くする、備える、強くするなどの意味があります。服は着続けた人の型になって残ります。着心地がいい服を着続けたお父さんは、居心地がいい家が大好きだったでしょうね。物を大切にした御両親に育てられた娘さんも、大切にされたことでしょう。糸を結び繕うことで絆になった絆大賞、おめでとうございます。命(ゴルゴ松本)

日本漢字能力検定協会賞

黒木 るい さん
(宮崎県・会社員)

不登校生活を満喫中の娘へ母より「穴」

学校に行けなくなって、突然落とし穴に落ちた気分かな?真っ暗に感じているかもしれないし、案外居心地のいい穴場なのかな?中をあなたの好きなように飾っていくのもいいね。穴の中でもあなたらしく幸せになってね。ママは大穴狙いでいきますよ!

受賞者コメント

この度は素晴らしい賞をいただきまして、ありがとうございます。お知らせをいただいた際は、家族みんなで喜び、長女は笑ってくれました。
中学2年生の長女が不登校になり、「ママと一緒に何かに応募してみようよ」と話したのが応募のきっかけです。当時、落とし穴のように感じたけれど、そのままにはしたくない!と、毎日考えていたように思います。幸いにも家で過ごす長女は健康そのもので、彼女なりに毎日を楽しんでいるようです。「穴から抜け出す」ではなく、穴の中でも楽しめるよう今後も見守っていきたいと思います。
最後に、長女は京都への修学旅行を断念しましたが、違った形で一緒に京都への旅ができて私自身とても嬉しく思います。

審査員からのコメント

協会賞、おめでとうございます。
不登校の娘さん、しかも不登校生活を「満喫」しているという娘さんに、お母さんから贈った漢字が「穴」? なぜかなと読みすすめると、不登校という一般的には困った状況かと思いきや、吹っ切れたような、なんか楽しんでいるような雰囲気が文面から伝わってきて、最後は、競馬用語の“大番狂わせ”とか“大もうけ”を意味する「大穴狙い」で文章が締められていました。
今どんな状態でも我が子は我が子。きっと立派に成長してくれると信じ、温かく見守っている、とにかく明るくって前向きな素晴らしいお母さんが、ここにいると感動し、ちょっぴり笑ってしまいました。
娘さんへ。
どこにいようとも、本を読んだり、ネットを活用したりすれば、何でも学ぶことができます。「学び」だけは止めないでくださいね。(山崎信夫)

審査員賞

教え子たちへ教頭先生より「鋭」

小林 直樹 さん
(北海道・小学校教頭)

私の宝である、今までの全ての教え子たちにこの字を贈ります。少しキツい字に思いますが、生きていくなかで、何ごとにおいてもほんの少しずつ鋭さをもってほしい…それは、換言すると視野の広さと他者への敏感さ、優しさをもつということです。

受賞者コメント

教員生活31年経ち振り返ると、実に様々な場所で様々な教え子たちに出会いました。出会いに優劣はなく、その出会い・・そのものが私にとっての財産です。教え授ける立場でありながら、かえって私の方が教えられること多く、教師いや一人の人間としての成長に繋がりました。
その私から、多くの教え子たちにお礼として今回、鋭のひと文字を贈りました。とがった鋭さではなく、感性を磨いてほしい願いからです。感性を豊かにするのは、実に様々な価値に触れ、多様性を受容することにあります。多くの事象に出会い、向き合い、相手の立場が察される人になってください。私は、あなたたち教え子のお陰で鋭くなりました。受賞いただきありがとうございました。教え子の皆さんのお陰です。

審査員からのコメント

宝物に「鋭」を贈る教頭先生。教師になって三十年以上になると思われますが、今まで何人の子供たちと出会ったのでしょうか。今では大人になって、社会のド真ん中を生きている教え子の方々もたくさんいることでしょう。月日がたっても自分の元を巣立っていった子供たちを思い、常に心配りをする先生。少しずつでいいから人として成長して、大切なコトやモノを見つけて欲しい。目の前の視野を広げ他者への思いやり、優しさを持って欲しい。「鋭」の反対は「鈍」。人は怠け心があると切れ味の悪い方に向かいがちです。思いやり、優しさに満ち溢れた先生に教わった子供たちは、切れ味の鋭い優しい大人になっていくことでしょう。命(ゴルゴ松本)

ナツ(妹)へかお(姉)より「拳」

松村 香緒理 さん
(埼玉県・公務員)

年の離れた妹との無駄な時間が私の最高の生きがい。一仕事終えて安い酒を飲み干した後のグータッチ、言葉にならない推しへの想いを込めたグータッチ、叶うわけのない馬鹿げた約束をした深夜のグータッチ。何歳になってもこの握り拳で温もりを確かめ合おうな。

受賞者コメント

週末の夕暮れ。仕事も終わり、近所のスーパーで買った酒とつまみを片手にポストを覗くと、封筒に赤く『入賞』の文字。嬉しくて嬉しくて、胸に抱いて階段を駆け上がりました。
私にとって一番大切な人は妹です。
その妹に宛てた漢字とメッセージが賞をいただけたことが、特別嬉しいです。
毎日生きていると、Happyな日もあればそうでない日もあります。
でも二人でいると嫌なことも忘れて、気づいたら涙が出るほど笑ってて、どんなことでもなんとかなる気がして。
『今日も一緒に笑えて良かった』の想いを込めて、何歳になっても、拳をぶつけ合いたいと思います。
妹よ、これからもよろしくな。
素敵な賞を、ありがとうございました。

審査員からのコメント

拳(グー)タッチといえば原辰徳監督。選手がホームランを打ってベンチに戻ってくると、グータッチで出迎える。皆が幸せを感じる瞬間だ。私は何かラッキーな出来事やうれしい楽しいと感じた時は「イェーイ」と声を出してグータッチをする。お姉さんは幸せを見つける天才ですね。大好きな妹と過ごす時間を、無駄な時間と表現しているけど最高の生きがいだと。なんて格好いい人なんだ。拳を合わせるたびに幸せだよーと言っている様なもの。妹LOVE。妹に対してグータッチを贈りたいです。これからもナツさんとの無駄な時間を、至高の至厚の至幸の時間にして下さい。拳合命(ゴルゴ松本)

亡き母へ娘より「手」

丸山 明日香 さん
(東京都・パート)

子供の頃にいつか役にたつと母と習った手話、私が大人になり母が入院した。コロナで会えずに大きなガラス越しに私と母の静かな手話。うる覚えで必死に頑張れと伝えた私は涙が止まらなかった。亡くなってしまったけど、役にたったね。ありがとうお母さん。

受賞者コメント

審査員賞に選ばれてとても嬉しいです!
母と手話サークルに通ったのが小学生の時で、まさかコロナの中で使うとは思わず、必死に思い出して、頑張れを娘に教えて、手話をしたら「ありがとう」と涙した母を見ました。本当に役にたてて良かったのと、また手話を覚えようと思いました!

審査員からのコメント

人が手で出来る事。手伝う、手助け、手当て、手術、手品、握手、そして手話。いつか将来役に立つからと、お母さんと習い始めた手話。手の届く距離にいても、コロナ禍では手を握ることの出来ないガラス越し。必死に〝頑張れ〟と伝えた手話。その時想いを伝える手段は手話しかなかったけど、娘さんの心はしっかりとお母さんに届いたのですね。小さかった子供のころ、握ってもらったお母さんの手の温もりは、掌(てのひら)を合わせるたびに近くに感じるのではないでしょうか。母の手は魔法の手です。命(ゴルゴ松本)

佳作

  • 泉 茜 さん(東京都)
  • 川上 絵里奈 さん(広島県・教員)
  • 佐野 直美 さん(山梨県・自営業)
  • 竹内 祐司 さん(愛知県・会社員)
  • 能美 朗 さん(福岡県・教員)
  • 畑山 真咲 さん(東京都・教員)
  • 福井 美津江 さん(福井県・団体職員)
  • 福島 千佳 さん(奈良県・非常勤講師)
  • 藤井 満帆 さん(神奈川県・教員)
  • 山元 郁乃 さん(東京都・主婦)

団体賞

  • 相模原市立大野台小学校5年生(神奈川県)
  • 富士市立鷹岡小学校6年生(静岡県)
  • 関西創価小学校(大阪府)
  • 北広島市立西の里中学校(北海道)
  • 札幌市立月寒中学校2学年(北海道)
  • ヴォーリズ学園 近江兄弟社中学校(滋賀県)
  • 東京都立赤羽北桜高等学校(東京都)
  • 鎌倉女学院高等学校(神奈川県)
  • 愛知県立一宮商業高等学校(愛知県)
  • みのべジュニアスクール(埼玉県)

※ 受賞者の都道府県、団体名、年齢、職業は応募当時のものです。

※ 基本的には応募作品の原文をそのまま掲載しておりますが、一部修正を加えている箇所がございます。ご了承ください。

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