今年の漢字®
2022年「今年の漢字」第1位は「戦」
「戦(セン/いくさ・たたかう・おののく・そよぐ)」が表す2022年とは・・・
ウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐミサイル発射などにより「戦」争を意識した年
- 2月から現在まで続く、ロシアによるウクライナへの侵攻は、世界に大きな衝撃を与えた。さらに北朝鮮による相次ぐミサイル発射などにより、多くの人が「戦」争への恐怖や不安を感じた。
円安・物価高・電力不足や感染症など、生活の中で起きている身近な「戦」い
- 記録的な円安、原油などの価格も高騰。それに伴った急激な物価高や電力不足との「戦」いを、多くの人が日々の生活の中で体感した。また、新型コロナウイルスとの「戦」いも、今なお続いている。
サッカーW杯や北京冬季五輪での熱「戦」、野球界での記録への挑「戦」に関心が集まる
- サッカーワールドカップでは日本代表が強豪国を撃破。北京五輪では、冬季歴代最多の18個のメダルを獲得するなど、世界的な大会で熱「戦」が繰り広げられ、日本中が沸いた。野球界では、村上宗隆選手の日本人最多本塁打や、佐々木朗希投手の最年少完全試合、大谷翔平選手の2桁勝利2桁本塁打など、記録への挑「戦」も注目を浴びた。
「今年の漢字®」とは
「今年の漢字」は、1995年から漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として始まりました。毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を全国から募集しています。そして、最も応募数の多い漢字を12月12日(いい字一字)の「漢字の日」にちなんで、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表しています。そして、一年の出来事を清めるとともに新年が明るい年になることを願い、清水寺にて奉納の儀式を行っています。
一年を振り返り選ばれた漢字一字からは、さまざまな出来事を回想することができます。
「今年の漢字」は、年末の風物詩の一つとして人々に愛される行事となっています。
「漢字の日」
漢字への関心・理解を深めると同時に、日本文化への認識を深める日として制定。毎年、全国公募によりその年の世相を表す漢字一字を発表することで、一年を振り返りながら、漢字に込められた奥深い意義を認識する機会を創出します。
12月12日
「いいじいちじ」と読み、毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いを込めています。
「今年の漢字」揮毫について
揮毫者:清水寺 森 清範 貫主 (きよみずでら もり せいはん かんす)
筆 :牛耳兼毫筆(ぎゅうじけんごうふで) ※広島県熊野産
毛…白天尾(しろあまお)長さ11.5cm 直径4.5cm、 軸…長さ26cm (一番太いところの直径は約5.5cm)
墨 :奈良県産
紙 :黒谷和紙®(くろたにわし)(縦150cm×横130cm) ※京都府産
「今年の漢字®」は登録商標です。
「今年の漢字」の商標および「今年の漢字」で揮毫された漢字の公式画像の使用については、事前申請いただき、当協会にて審査いたします。
※「今年の漢字」の募集や発表に関する報道目的の場合は、事前の申請なくご使用になれます。
詳細は「商標・公式画像の使用について」をご覧ください。
商標・公式画像の使用について事業・活動情報
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普及啓発・教育支援活動
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