黒ひげ危機一発 × 漢検「黒ひげ危機一発 漢字検定」
「黒ひげ危機一発」と漢検協会が50周年記念コラボ!

株式会社タカラトミーから発売されている「黒ひげ危機一発」(発売元:株式会社タカラトミー)とコラボレーションした「黒ひげ危機一発 漢字検定」を公開!2025年で共に50周年を迎える公益財団法人 日本漢字能力検定協会と「黒ひげ危機一発」による特別企画として、どなたでも無料でオリジナルの漢字問題に挑戦いただけます。
「黒ひげ危機一発 漢字検定」について

「黒ひげ危機一発 漢字検定」は、「黒ひげ危機一発」の歴史や豆知識を通して、楽しく漢字に触れられる新感覚の検定風プリントです。たとえば、漢検10級(小学1年生修了程度)の問題では、「黒ひげ危機一発」のルールやその変遷についての文章を読みながら、「人気」「出」といった小学1年生で学習する漢字の書き取りに挑戦します。出題される漢字は漢検10級(小学1年生修了程度)から漢検5級(小学6年生修了程度)までの問題で、徐々に難易度が上がるように構成されています。
各級のレベル
出題内容 | 合格基準 | |
---|---|---|
10級 | 小学校1年生修了程度 (80字) |
満点:150点 合格:80%程度 |
9級 | 小学校2年生修了程度 (240字) |
|
8級 | 小学校3年生修了程度 (440字) |
|
7級 | 小学校4年生修了程度 (642字) |
満点:200点 合格:70%程度 |
6級 | 小学校5年生修了程度 (835字) |
|
5級 | 小学校6年生修了程度 (1026字) |
表は横スクロールで確認いただけます
その他の級についてはこちら
コラボレーションに至った背景
「黒ひげ危機一発」は"勝敗が一発で決まるゲーム"という特徴から四字熟語の「危機一髪」をもじって「危機一発」と名付けられた商品です。
元となった 「危機一髪」は漢検4級(中学校在学程度)以上で出題対象となる四字熟語であり、実際の検定でも出題されることがあります。興味深いことに、書き取り問題にて「危機一髪」を出題した際には、「危機一発」と誤答する受検者が多くみられることが確認されています。また、株式会社タカラトミーによると、商品名の「黒ひげ危機一発」も、しばしば「黒ひげ危機一髪」と誤って記憶されることがあり、双方で言葉や商品名が混同されやすいという現象が起きていることがわかりました。
このように漢字表記が間違われやすいという共通点もみられる中で、共に50周年という節目を迎えることから、この度漢字の正しい知識が学べる検定と「黒ひげ危機一発」の魅力を融合させたコラボレーションが実現しました。当協会では今後とも、子どもたちにとって親しみやすく、楽しみながら日本語・漢字を身につけられる学習機会の創出に取り組んでまいります。
「黒ひげ危機一発」とは
1975年(昭和50年)7月1日に発売された「黒ひげ危機一発」はこれまでに世界47の国と地域でパーティーゲームとして親しまれ累計出荷数2,000万個を超えるロングセラー商品となりました。ハラハラドキドキ、単純明快なルール、非言語で年令や言語が違っていても誰もが楽しめることから世界中で愛され続けています。
最新の「黒ひげ危機一発」(7代目)は、基本のスタイルはそのままに勝敗ルールを50年前の発売当初に戻す形で「飛び出したら勝ち」へと変更しました。
50周年を迎え、原点回帰することによって、"負け"ではなく "勝つ"という普遍的な楽しさを提案します。
株式会社タカラトミーのウェブサイトへ遷移します。