令和6年度
日本漢字能力検定
成績優秀者表彰

公益財団法人 日本漢字能力検定協会は、「日本漢字能力検定」において、 広く漢字学習に取り組んでいる人の努力を賞し、励みとする目的で、 毎年度特に成績優秀な個人及び団体を表彰しています。

令和6年度 表彰基準

個人の部

令和6年度(2024年度)に日本漢字能力検定を受検し合格された方の中で、特に優秀な成績を収められた個人を称して、以下の賞を授与します。

<賞一覧> 文部科学大臣賞、日本漢字能力検定協会賞、全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞、特別賞(個人の部)、特別賞(家族の部)

令和6年度 個人の部 表彰基準
文部科学大臣賞(5名)
1~3級の上位得点者より、各年度・各級1名
日本漢字能力検定協会賞(36名)
1~3級:文部科学大臣賞に次ぐ上位得点者より、各回・各級1名
4~10級:上位得点者より、各回・各級1名
全国検定振興機構 理事長賞(36名)
日本漢字能力検定協会賞に次ぐ上位得点者より、各回・各級1名
優秀賞(36名)
全国検定振興機構 理事長賞に次ぐ上位得点者より、各回・各級1名
奨励賞(108名)
優秀賞に次ぐ上位得点者より、各回・各級3名以内
特別賞
最高齢合格者、最年少合格者、優秀な成績を収めた家族など、年度内で特筆すべき合格者より、その年度で10名以内
(ただし家族の部は代表者を1名と数える)
  • 同点者が出た場合は、以下の基準とする。
    1級・準1級について、高齢者を上位とする。
    2級~10級について、若年者を上位とする。
    なお、文部科学大臣賞については、検定日時点での年齢を基準とする。
  • 各級ごとに以下の通り年齢制限を付する。
    1級~2級 ‐ 制限なし
    準2級 ‐ 18歳以下の者
    3級 ‐ 15歳以下の者
    4級 ‐ 15歳以下の者
    5級 ‐ 12歳以下の者
    6級 ‐ 11歳以下の者
    7級 ‐ 10歳以下の者
    8級 ‐ 9歳以下の者
    9級 ‐ 8歳以下の者
    10級 ‐ 7歳以下の者
    ただし、当該年度の4月2日から翌年の4月1日に誕生日を迎える者はすべて同年齢とする。
  • 過去に受賞した級より下位の級で基準に達していても授与対象としない。
  • 特別賞を除き、過去に同じ級で受賞した者は、同一の賞(現表彰規程において設定のない賞は同等の賞)およびその下位の賞は授与対象としない。
    過去受賞した賞
    (現表彰規程において設定のない賞も含む)
    授与対象としない賞
    (現表彰規程において設定している賞)
    文部科学大臣賞 文部科学大臣賞、日本漢字能力検定協会賞、全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞
    文部科学大臣奨励賞※(文部大臣奨励賞※) 日本漢字能力検定協会賞、全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞
    日本漢字能力検定協会賞 日本漢字能力検定協会賞、全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞
    日本商工会議所 会頭賞※ 全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞
    日本技能検定協会連合会 会長賞※ 全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞
    全国検定振興機構 理事長賞 全国検定振興機構 理事長賞、優秀賞、奨励賞
    優秀賞 優秀賞、奨励賞
    奨励賞 奨励賞
    ※現表彰規程において設定のない賞

団体の部

令和6年度(2024年度)に日本漢字能力検定に取り組まれた団体(地方自治体、学校、教育機関など)の中で、特に優秀な成績を収められた団体を称して、以下の賞を授与します。

<賞一覧> 文部科学大臣賞、最優秀団体賞、優秀団体賞、奨励賞、特別賞

令和6年度 団体の部 表彰基準
文部科学大臣賞(4団体)
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各年齢層相当級以上の合格率順上位1団体、計4団体まで。
最優秀団体賞(20団体)
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各年齢層相当級以上の合格率が文部科学大臣賞に次ぐ上位5団体、計20団体まで。
優秀団体賞(120団体)
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各年齢層相当級以上の合格率が最優秀団体賞に次ぐ各部門上位30団体、計120団体まで。
奨励賞(200団体)
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、全級の合格率順上位50団体、計200団体まで。
特別賞(100団体)
上位4賞での受賞団体を除き、各部門において特筆すべき功績をおさめた団体など、計100団体まで。
  • 複数の賞の表彰基準に達する場合は、上位の賞を授与する。
  • 文部科学大臣賞、最優秀団体賞、優秀団体賞に関わる各年齢層相当級とは以下のとおりとする。
    16歳以上 ‐ 2級
    13歳以上15歳以下の者 ‐ 3級
    12歳の者 ‐ 5級
    11歳の者 ‐ 6級
    10歳の者 ‐ 7級
    9歳の者 ‐ 8級
    8歳の者 ‐ 9級
    7歳の者 ‐ 10級
    ただし、当該年度の4月2日から翌年の4月1日に誕生日を迎える者はすべて同年齢とする。

受賞者・受賞団体一覧

令和6年度は、個人の部で246名、団体の部で365団体が受賞されました。
受賞された皆さま、誠におめでとうございます。

個人の部

受賞者割合

令和6年度の総志願者数・合格者数・受賞者数をご紹介します。

246人

個人の部 246人

全体の0.018%!

合格者

784,204人

志願者数

1,373,566人

文部科学大臣賞

全検定回の1~3級において最高位の合格者1名に贈られます。

掲載許可いただいた方のみ
※級順・同級内は順不同

日本漢字能力検定協会賞

検定回(第1回~第3回)ごとに、1~3級においては文部科学大臣賞に次ぐ上位、4~10級においては最高位の合格者1名に贈られます。

掲載許可いただいた方のみ
※級順・同級内は順不同

全国検定振興機構 理事長賞

検定回(第1回~第3回)ごとに、各級において日本漢字能力検定協会賞に次ぐ上位の合格者1名に贈られます。

掲載許可いただいた方のみ
※級順・同級内は順不同

優秀賞

検定回(第1回~第3回)ごとに、各級において全国検定振興機構 理事長賞に次ぐ上位の合格者1名に贈られます。

掲載許可いただいた方のみ
※級順・同級内は順不同

奨励賞

検定回(第1回~第3回)ごとに、各級において優秀賞に次ぐ上位の合格者3名に贈られます。 (108名に満たない場合もあります。)

掲載許可いただいた方のみ
※級順・同級内は順不同

特別賞 個人の部

特別賞は、当該年度において特筆すべき功績をおさめた合格者に贈られます。
最年長合格者(級不問)1名ならびに1級・準1級の最年少合格者各1名に贈られます。

掲載許可いただいた方のみ
※級順・同級内は順不同

特別賞 家族の部

特別賞は、当該年度において特筆すべき功績をおさめた合格者に贈られます。
家族で受検された方々のうち、検定回ごとに、特に優秀な成績をおさめたご家族1~2組に贈られます。

掲載許可いただいた方のみ
※順不同

団体の部

文部科学大臣賞

約1万7千の準会場の中から4団体が受賞。
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各部門の年齢層相当級以上の級の合格率が1位の団体に贈られます。

掲載許可団体のみ
※都道府県順・同都道府県内は順不同

最優秀団体賞

約1万7千の準会場の中から20団体が受賞
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各部門の年齢層相当級以上の級の合格率が、日本漢字能力検定協会賞に次ぐ上位5団体に贈られます。

掲載許可団体のみ
※都道府県順・同都道府県内は順不同

優秀団体賞

約1万7千の準会場の中から101団体が受賞
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、各部門の年齢層相当級以上の級の合格率が最優秀団体賞に次ぐ上位30団体に贈られます。

掲載許可団体のみ
※都道府県順・同都道府県内は順不同

奨励賞

約1万7千の準会場の中から145団体が受賞
小学校・中学校・高等学校・その他団体の4部門において、部門ごとに全級の合格率順で上位50団体に贈られます。(50団体に満たない場合もあります。)

掲載許可団体のみ
※都道府県順・同都道府県内は順不同

特別賞

約1万7千の準会場の中から95団体が受賞
各部門において特筆すべき功績をおさめた団体に贈られます。

掲載許可団体のみ
※都道府県順・同都道府県内は順不同

お祝いのことば

2024年度「日本漢字能力検定(漢検)成績優秀者表彰」を受賞された団体・個人の皆さま、誠におめでとうございます。

毎年、漢検の成績優秀者を「個人の部」と「団体の部」で表彰しています。

2024年度はおよそ137万人の方が受検され、そのうちおよそ78万人が合格されました。

78万人の合格者の中から特に優秀な成績を収められた方に「個人の部」の各賞を、特に優秀な成績を収められた団体に「団体の部」の各賞を授与します。

2024年度から漢検は文部科学省後援事業となり、同時に文部科学大臣賞が個人の部と団体の部に付加されました。 個人の部では1級、準1級、2級、準2級、3級の最優秀合格者を各級1名ずつ計5名に、団体の部では、小学校、中学校、高等学校、その他団体の4部門から最優秀団体を1団体ずつ計4団体に贈られます。

漢検に多くの方々が挑戦され、その中で素晴らしい成績を収められた受賞者の皆さまに、心より敬意を表しますとともに、改めてお祝い申し上げます。

現代は、グローバル化やIT(情報技術)化が進み、AI(人工知能)技術もめざましく発展しています。AIに問いを投げれば、即座に流暢な言葉で返答してくれます。そうした技術を目の当たりにすると、「漢字」や「言葉」を深く学習する意味があるのかという声を聞くこともあります。

漢字は私たち祖先が太古の昔から使ってきた文字であり、現代においても私たちが充実した社会生活を送るために欠かすことのできない文字です。太古の昔から脈々と引き継がれてきた漢字を学習することは、日本の文化を知るための手がかりとなります。グローバル化が進み、科学技術が発展している今だからこそ、世界の人々と共生するためにも日本の文化をより深く知る必要があるでしょう。

漢検の学習を機に、さらに上位級に挑戦したり、漢字能力を生かし、視野や知識を広げるための読書活動に励んだりするなど、研鑽を続けていただきたいと思います。 今年も、素晴らしい成績を収められた皆さまのお名前を、この特設サイトに掲載させていただきました。ご家族の皆さま、学校の皆さまとご覧いただき、受賞の喜びを分かち合っていただけましたら幸いです。

今年も、素晴らしい成績を収められた皆さまのお名前を、この特設サイトに掲載させていただきました。ご家族の皆さま、学校の皆さまとご覧いただき、受賞の喜びを分かち合っていただけましたら幸いです。

受賞者の皆さま、漢検に挑戦してくださったすべての受検者の皆さま、今後のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

弊協会は本年2025年で創立50周年を迎えました。幅広い世代の人々に親しまれ、学びへの挑戦、より成長したいという皆さまの熱意に支えられて半世紀を歩んできました。心より感謝申し上げます。これからも変わらず皆さまの学びを支え、期待に応えられる活動に邁進してまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。

日本漢字能力検定協会
代表理事 山崎 信夫

表彰マークのご紹介

漢検 成績優秀者表彰2024 ロゴ

漢検(KANKEN)の「K」とトロフィーをモチーフに、落ち着いたグリーンとエレガントなゴールドを組み合わせました。受賞が輝いてみえるようにグラデーションをあしらっています。
多くの人に慣れ親しんでいただくために「漢検 成績優秀者表彰」という名称を、「KANKEN AWARDS(漢検アワード)」と表現しました。