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私の好きな漢字と漢検 vol.14(後編)未来の自分に向けて前向きに努力することでいつか夢は叶う 鈴木愛理さん

 多忙なアイドル生活の合間をぬって猛勉強した努力が実り、みごと志望校への入学を果たした鈴木愛理さん。大学では「認知科学」を研究し、幅広い学びを通してたくさんの刺激を受けたと言います。大学卒業後はソロ活動を始め、作詞作曲やライブの企画・演出にも携わるように。どんどん活躍の領域を広げていく鈴木さんに、ご自身の成長や仕事への思いについてお話しいただきました。

鈴木 愛理(すずきあいり)さん 1994年千葉県出身。慶應義塾大学・環境情報学部卒業。8歳で「ハロー!プロジェクト・キッズオーディション」に合格し、3年後にアイドルグループ「℃-ute(キュート)」でデビュー。「アイドルが憧れるアイドル」として幅広い世代に人気を博す。モデル・女優業も行いながら、大学を卒業。現在は、ソロアーティストとして音楽活動を続けながら、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2018」や、「関西コレクション」「東京ガールズコレクション」出演など、幅広く活動中。

大学での学びを音楽活動に活かしたい

 大学のオープンキャンパスに参加したときに「認知科学」という分野を知り、とても面白そうだと感じたので、「この大学で学びたい!」と志望しました。なぜ「認知科学」に興味をもったのかというと、同じ意味を持つ異なる言語のニュアンスの違いが、国を超えて理解し合えたらいいなと思っていたから。アイドル時代は海外公演に行くことが多かったのですが、英語圏では「かわいい」という言葉は、「cute」と訳されずそのまま「かわいい」で通じるんです。日本語は繊細な表現が多く、直訳すると意味が変わってしまうことも。そこから言葉や音楽などの音を脳で認知する分野に関心が芽生えたんです。大学のゼミでは、生歌と録音音源での脳の反応の違いというテーマから、なぜ昔はカラオケで歌いやすい歌に人気が集まったのかという人の嗜好の変化にまで広げて研究。企業との共同研究プロジェクトとして進め、卒業論文にまとめました。データを集めて検証するのはとても大変でしたが、楽しかったです。
 大学という場は、高校までとは違い、学生それぞれに責任が委ねられるので、どれだけ学ぶかは自分次第です。優秀な人やユニークな人がいっぱいいる中で、多くの人と議論することで、どんどん学びが深まりました。ときには英語で行われるタイピングテストに大苦戦することもありましたが、自分の考えをプレゼンする機会をいただいたり、実社会で使える知識を広く養えたのも、大学ならではの学びでした。特に、私が専攻した「認知科学」の分野は今、世界から注目されていて、学んだことがいつか未来の音楽活動に活かせそうでワクワクしています。

みんなを笑顔に、前向きにするのが私の仕事

 アイドル時代は指示されたことをもとに、自分なりに解釈して表現していましたが、現在はソロアーティストとして一から自分で考えたことを表現しています。作詞作曲では、音に乗せる言葉を試行錯誤して選びながら、個性が感じられるように創作。ライブの企画や演出にも携わらせていただき、やりたいことやアイデアをどんどん提案しています。時にはスタッフから「そんなのは見たことがないから難しいよ」と言われることもありますが、それはまだ誰もやったことがないということ。それなら、なおさら「やりたい!」と俄然スイッチが入るんですよね。
 もともと私は、多くの人を笑顔にしたり、明日から頑張ろうと前向きになってもらうためにステージで歌ってきました。特に、初めて一人で武道館のステージに立ったときは、「ここにいる全員の人を笑顔にしなきゃいけない!」と強い使命感に駆られたことを鮮明に覚えています。言葉にはパワーが宿っているから、これからも歌に思いを乗せて多くの人に伝えていきたいです。
 こうしてこれまで私が夢を叶えてこられたのは、夢を実現した未来の自分を想像し、そこに向かって努力し続けた結果だと思っています。「引き寄せの法則」という言葉があるように、理想を想像し続けることで夢は実現できると思います。どんな逆境でも、「やったるぜ」という熱い意気込みと、自分は運が強いと思い続けることで、何事もポジティブに乗り越えてきました。そうすることで、これから先もますます運が開けていくと信じています。もちろん誰にだって、落ち込むときや悲観してしまうときもあると思います。しかし、人生は山あり谷ありで、つらいときこそ踏ん張りどき。笑顔でいれば、まわりも自分も楽しくなっていくはずです。

「大事な思いを書くなら手紙で」

今は、メールやSNSのメッセージでコミュニケーションをとるのが主流。でも、私は大事な思いを伝えるときは手紙を書くようにしています。手書きは活字よりも温かみを感じるし、もらったときに嬉しいですよね。どれだけ時代が進んでも、手を動かして字を書くという作業を続けたいです。手書きすることで、漢字を忘れることもありませんしね(笑)。

vol.14 鈴木愛理さん

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