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団体受検 取組事例(小・中・高 等)

小学校

児童・教員・保護者・地域、すべての人が「学びの同士」

学校長 鈴木 博貴 先生

関東 / 埼玉

[公立] 坂戸市立坂戸小学校

学校長 鈴木 博貴 先生

世代を超える漢字の力

本校は、「笑顔・感動・花いっぱいの夢道場・坂戸小」のスローガンのもと、子どもたちが自己有用感・充実感・達成感を味わえる環境づくりを「チーム坂戸小(学校・家庭・地域)」が一丸となって推進する児童数748名の学校です。

そんな中で、子どもたちの学力向上はもちろんのこと、自己肯定感をはぐくむためにも、本校を会場に漢字検定を実施することにしました。漢字検定に合格するという成功体験を積み、なおかつ公的機関に認められるということは、子供たちの自己肯定感の醸成に大きな効果をもたらします。

また、本校は創立146年の長い歴史と伝統があり、地域との結びつきが非常に強い学校です。校区にはご高齢の方も多くいらっしゃいます。漢字検定は、日々の生活になじみの深い「漢字」を取り扱っているので、子どもからお年寄りまで幅広い年代の方々が学習に取り組める、という特長があります。本校を「様々な年代の方々が同じ目標に向かって努力する場」として提供することで、「世代を超えた学び合い」にも貢献できる、と考えたのです。 

言語環境の整備・言語活動の充実による「言語能力の育成」と、自己肯定感を含む「非認知能力の育成」は学力向上の根幹を担う重要な部分です。「坂戸小・学びの絆プロジェクト~世代を超えた学び合い~」の一環として、漢字検定はその両方に位置づいています。

漢検合格に向けて一致団結!

漢字検定を実施すると決めてから、さっそく告知を始めました。学校便りに案内を掲載し、それを学校のホームページ上にも公開しました。

その一方で、学習面にも力を入れました。ドリル学習をおこなう際にも、保護者や地域の方々と一緒に「世代を超えた学び合い」を行うことを推奨しています。また校内に「漢検ロード」という、いわゆる“ご自由にお取りくださいコーナー”を設置し、いつでもどこでも好きな時に学習できるようにし、積極的な学びを応援しています。

検定日当日は、7歳の1年生から76歳の祖父母世代まで134名の受検者が集まりました。教室には多くの児童、保護者、教員、地域の方々が「世代を超えた学びの同士」として頑張っている姿が溢れていました。検定終了後に60代の祖母の方から「これからも孫と一緒に上の級を目指していきます」とのお声をいただきました。「学び続ける大人の姿」は、子どもたちの目にもまぶしく映ったことでしょう。

今後の発展に向けて

子どもたちの学力・自己肯定感の向上のため、地域の「世代を超えた学び合い」のために導入した漢字検定が、結果的に多くの人々を巻き込んだ町おこしにもつながると思います。今後、漢字学習を通じて地域の人々の縦・横のつながりがもっと活発になり、互いに刺激し合える存在になればと考えています。そのためにも、受検機会や受検者を増やしていく努力が必要です。漢字検定が、地域の人々を結ぶより強固な架け橋になってくれることを願ってやみません。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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