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小学校

合言葉「探」に向けて、漢字力の向上に努めています。/小学校/三重

校内研修担当 掛橋 敏也 先生

近畿 / 三重

[公立] 鳥羽市立鳥羽小学校

校内研修担当 掛橋 敏也 先生

合言葉は「明」「探」「根」

 本校では、平成23年度より「明」「探」「根」という分かりやすい合言葉(キャッチフレーズ)を掲げ、様々な教育活動を行っています。まず「明」は明るさを指します。具体的な取り組みとしては、一日100回あいさつをしようという「元気100粒」運動を展開しています。朝の登校時などに、児童が元気よく挨拶するよう指導しています。次の「探」は探究心を指します。知的好奇心と言い換えてもよいでしょう。詳しくは後述しますが、児童が興味を持って学習に取り組むための工夫を行っています。最後の「根」は根気を指します。初年度は全校で登山をしました。校長自ら足の不自由な児童を背負って頂上まで登るなど、教員が先頭に立って指導にあたっています。


漢検の募集・告知方法

参照1:漢検案内プリント
pdf参照1:漢検案内プリント
 漢検は、合言葉「探」の取り組みのひとつとして、全学年から希望者を募り、年3回実施しています。まず新年度が始まる前に受検日程を決めます。基本的に平日の検定日を選択し、通常の授業が終わった後に実施するのが慣例となっています。次に募集に際して、独自の漢検案内プリント(※参照1)を配布し、事前に保護者に告知しています。さらに、各日程の締め切りが近づいてくると、各クラス担任の先生が中心となって呼びかけます。例年、第3回検定(冬)に多くの児童が参加しており、1年間の学習のまとめとして受検を希望する児童が多いようです。


漢検合格に向けた取り組み

写真1:漢検コーナー
写真1:漢検コーナー
(画像をクリックすると、拡大できます)
 検定に向けた学習環境を整備するために、漢検の過去問題プリントを用意しています。また、準会場実施で発生した控除金を活用して協会発行の『分野別問題集』を購入し、メディアセンター(図書館)の漢検コーナーに設置しています(※写真1)。受検を希望する児童は過去問題プリントや協会書籍を積極的に活用し、受検に臨んでいます。なお、本校では漢字力向上の一環として、児童全員が受検する独自の校内漢字検定も学年末に行っています。合格ラインは8割で、基準に達しない児童は再テストを実施しています。このような取り組みも、漢検合格に向けた学習の一助になっているようです。


受検後の効果

 漢検を導入して今年で5年になりました。導入したことによって、自ら進んで学習する児童が増えてきました。また、合格に満足するのではなく、さらに意欲的に上位級を目指して学習する児童も見受けられます。今後とも、漢検と独自の校内漢字検定を継続しながら、児童の漢字力および学習意欲の向上に努めていきます。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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