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小学校

学校運営協議会主催で漢検を開始 家族や地域の人たちに見守られながら 落ち着いて受検する子どもたちの様子から、準会場受検のよさを実感

副校長 加藤 英城 先生学校運営協議会 臼井 亜也子 様

関東 / 東京

[公立] 八王子市立第七小学校

副校長 加藤 英城 先生

学校運営協議会 臼井 亜也子 様

協議会でできる学習支援活動として漢検を開始(副校長 加藤先生、学校運営協議会 臼井様)

 本校は、「地域運営学校」となって今年で7年目を迎えました。近隣には、保育園・幼稚園・私立高校など多数の教育施設があります。同じ地域に住む仲間として、それぞれの立場を超えて地域全体を盛り立てていこうという気持ちを持つ方が大変多い地域であると感じています。学校運営協議会としては、これまで地域の清掃活動や避難訓練などを主催しています。
 年度初めの会合で、学校長から「協議会主催で、なにか国語の学習支援につながることをできないか。たとえば漢検はどうか?」とお話があったことが、本校で漢検準会場受検の検討を進めるきっかけになりました。本校は『学校経営方針』に "学力向上""学習習慣の定着"を掲げています。たとえば算数については、放課後教室で年20回補習授業を行っています。以前から、「国語の学習支援もできないか」と話に挙がっていました。学校長のお話を受け、改めて協議会で話し合った結果、「子どもたちの"学力向上""学習習慣の定着"に漢検が役立つのではないか」「第3回の検定日であれば準備も間に合い、協議会でも実施運営ができそう」と効果や実現イメージも持てたため、実施することに決めました。

第3回検定の実現に向けて(副校長 加藤先生)

 協議会は月1回の開催です。冬(第3回検定)の実現を目指して、秋から少しずつ検討を進めました。まずは9月の協議会で実施に向けた大まかな計画を示し、11月に保護者への案内の詳細を決めました。そして12月に全校児童にお便りを出し、志願者を募り、協会へ申し込みました。在籍している児童が受検することを中心に想定していたため、申し込みは3級までに限定しました。
 初回で120名以上(全校児童の約2割)もの申し込みがあり、大変驚きました。中には、半数以上の児童が申し込んだクラスもありました。そのクラスは担任の先生が漢検を受検したことがあり、「受けるといいよ」と子どもたちに勧めてくれたようでした。受ける級は各ご家庭の判断にお任せしましたが、お子さんの学習状況を見て、「まずは合格できる級から…」と受検級を決めたご家庭が多かったようです。

当日の運営に向けて(学校運営協議会 臼井様)

 まずは協会から届いた『準会場の手引き』を読みこみ、当日の流れを把握するように努めました。検定前には、試験監督を務めるメンバーで事前に読み合わせをし、大事なところにチェックを入れるなど入念に準備を進めました。副校長先生が前任校で漢検実施のご経験があったおかげで、運営の見通しが持て、大変心強かったです。分からないことは随時副校長先生に質問し、不明点をなくしていきました。
 検定当日は7名で運営にあたりました。6教室を使用し、1教室につき1名試験監督を配置し、残り1名は遅刻者に対応できるようにしました。特に工夫した点は、試験監督が使用する言葉の表現です。副校長先生から「言い回しを分かりやすく」とアドバイスを頂いたので、低学年の教室を担当した試験監督は、1年生でも理解できる言葉に変えて発言するようにしました。子どもたちはしっかりと試験監督の説明に耳を傾けていました。検定中も混乱したり過度に緊張したりすることもなく、普段学校で受けるテストの時のように、リラックスした表情で臨めていました。学校以外の知らない会場での受検だと、子どもたちは緊張したことと思います。慣れ親しんだ学校で、試験監督のお母さんや地域の人たちに見守られながら、落ち着いて検定に挑戦できることは、準会場受検の良さであると実感しました。
 また、今回は学校公開日(授業参観)と検定日を合わせたのもスムーズに実施できた要因の一つです。午前中の学校公開を終えて、希望者はそのまま学校に残りお弁当を食べて午後の検定に備えられるようにしました。「今日は検定日だから学校に行く」と力まずに、普段の学校生活の延長で受検できた点が子どもたちにとって良かったのではないかと感じています。

効果と保護者の反応(副校長 加藤先生、学校運営協議会 臼井様)

 第3回検定は、1年間の学習成果を確認する機会として、非常に良い時期であると感じました。"七小では毎年度終わりに、漢字の力を試すことができる機会があるよ"という雰囲気ができれば、子どもの意欲も持続していけるのではと期待しています。保護者からも「ぜひ継続してほしい」と好評です。特にお兄さん・お姉さんがいるご家庭からは、「漢検は高校入試のとき資格として活用できるので助かる」「小学生のうちから受けて出題形式に慣れていれば、中学生になってからも継続して受検できる」と中学校進学後も見据えた声が聞かれました。

今後に向けた展望(副校長加藤先生)

 今回、検定に向けた学習としては、協会から届いた「漢字でわーく・わーく」(※)プリントを冬休み明けに配布し、検定日に向けて意識づけを行いました。中には自分で問題集を用意して学習した子どもたちもいたそうです。今後は、学校でも問題集や参考書を揃えて、より気軽に学習ができる環境を整え、子どもたちの漢字学習を支援していきたいと考えています。

※「漢字でわーく・わーく」…漢字に対する興味づけを目的とした漢字学習プリント。表面には「漢字で書いてみよう」というワークを、裏面には各級の問題例を掲載している。協会から無償で提供している。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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