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小学校

子どもたちの知的好奇心を刺激する取り組みとして漢検を開始 学習意欲を継続させるため、年3回の受検機会を設けています/小学校/東京

学校長 土田 昇 先生

関東 / 東京

[公立] 町田市立本町田東小学校

学校長 土田 昇 先生

自然環境に恵まれた地域で一人ひとりの良さを伸ばしたい

 本校は自然環境に恵まれた地域に位置し、学校周辺には、工作や野外炊飯ができる青少年施設「ひなた村」、四季折々の花が咲く薬師池、リス園などがあります。このような地域の素材に体当たりしながら学んでいけるのが、本校の良さです。自然体験、社会体験、生活体験を通して、子どもたちの"知的好奇心の根っこ"を育てていきたいと考えています。

知的好奇心を刺激する取り組みとして漢検を開始

 漢検準会場受検に興味を持ったきっかけは、市内の他校の校長先生に勧められたことです。学習面において知的好奇心を刺激する取り組みがしたいと考えていたところ、すでに漢検を実施している他校の校長先生から「漢検はいいよ。合格できるようにみんな一生懸命取り組んでいるよ」と伺いました。そこで漢検について調べたところ、明確な級設定が子どもたちの学習意欲向上に役立ちそうだと感じました。「○級合格」と目に見える形で自分の成長が分かり、子どもたちは達成感を持ちやすいのではないかと感じたのです。水泳、縄跳びなどスポーツの分野であれば習熟度に応じて級設定されている検定がありますが、学習の分野ではあまり多くはありません。また、漢字は勉強時間が成果に反映されやすい分野なので、"努力すればできるようになる"ということを子どもたちに体感させやすいのではないかと考えました。目標に向かって地道に取り組み、成功できるまで挑戦し続ける経験を子どもたちに持たせるため、漢検実施を決めました。

放課後補習教室が主体となり、実施・運営

 本校では、学力向上策のひとつとして放課後補習教室『ひがまな』を行っています。保護者・地域の方々が学習ボランティアとして指導に携わっています。漢検実施にあたっては、全校児童への告知や協会への申込手続きは学校が行い、検定日当日の実施・運営は『ひがまな』が行っています。子どもたちの学習意欲を継続させるためには、あまり間を置かずに受検できる環境が大切であると考え、年3回の受検機会を設けています。

漢検受検を校内に浸透させていきたい

 今後も漢検実施を継続し、"子どもたちの知的好奇心を刺激する場"、"学習意欲に応える場"として、漢検を活用していきたいです。初年度は、全校児童の約3割が受検しました。今後、受検する子どもたちを更に増やして、学校で漢検に挑戦することが当たり前のこととして子どもたちに浸透していくことを望んでいます。私が校内を巡回した際に、漢検の問題集に取り組んでいる子どもたちを大勢見かける状態が理想です。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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