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小学校

PTA有志で漢検サークル「えんぴつクラブ」を始動 子どもたちの主体的な学びの場を創出

校長 永山 満義 先生えんぴつクラブ事務局

関東 / 東京

[公立] 世田谷区立塚戸小学校

校長 永山 満義 先生

えんぴつクラブ事務局

毎年、校内で「今年の漢字」を募集(校長 永山先生)

 私は漢検協会主催の「今年の漢字」(※)を毎年楽しみにしており、応募の時期が来ると校内に「今年の漢字」の応募箱を設置しています。子どもたちに漢字の奥深さや面白さを知ってもらえる大変良い機会ですし、子どもたちがめいめい選んだ漢字やその理由を見ると成長を感じます。昨年の本校の応募数は950票で、これは全校児童の9割にあたります。応募者全員分の漢字一字と選んだ理由を集計し、「校長室だより」で報告しています。この報告を毎年楽しみにしている保護者もいるそうです。

「今年の漢字」の取り組みを続け、漢検を実施する雰囲気を醸成(校長 永山先生)

 学校長就任当初から、いずれは本校で漢検を実施したいと考えていましたが、本校は児童数1000名を超える大規模校です。実現するには保護者の協力が必要不可欠です。「今年の漢字」に取り組んできた背景には、本校で少しずつ漢字への関心を高め、漢検を実施できる雰囲気を醸成したいという考えがありました。「今年の漢字」への応募と同じく、漢検受検も自分の意志で決めるものだと考えています。先生や親に言われたからやるという"やらされ感"の無い、子どもたちが自分の意志で主体的に学ぶ機会を作りたいと思ったのです。「今年の漢字」の取り組みが校内に定着してきた時期を見計らい、PTA役員会で漢検実施について話を切り出してみました。役員のみなさんは私の思いを受け止めてくださり、実現に向けて動いてくださいました。

PTA有志漢検サークル「えんぴつクラブ」始動(えんぴつクラブ事務局)

 校長先生のお考えを知り、PTAでもぜひお力になりたいと思いました。無理なく実現するにはどのような形がよいのか、学校運営委員会や青少年委員の方などにも相談し、方法を模索しました。そこで思いついたのが、サークル形式で行うことです。本校には、読み聞かせや音楽ボランティアなど、PTA有志で立ち上げたサークルが複数あります。サークルの基本理念は「保護者主体で継続的に運営できる形をとること」です。漢検実施もサークル形式が一番動きやすく、続けやすいのではないかと判断し、漢検サークル「えんぴつクラブ」をたちあげました。
 「えんぴつクラブ」始動にあたり、「子どもたちに漢検に挑戦する機会や漢字に親しむ経験を持ってもらうこと」「頑張れば努力が報われる体験をしてもらうこと」を本サークルのねらいに定めました。

多くの保護者ボランティアの協力で実施・運営(えんぴつクラブ事務局)

 初めての漢検は平成29年の秋(第2回検定)に実施しました。全校児童への告知と申込用紙や検定料の回収は学校で行い、その後「えんぴつクラブ」が集計・申込作業をしました。児童数が多いので、申し込みは一人ひとつの級まで(併願は不可)とし、保護者の申し込みは受け付けませんでした。検定日当日は253名が受検し、10教室を使用しました。約30名の保護者ボランティアで、1教室につき2、3名の試験監督や補助員を配置できました。 また、年間を通して、作業には約50名の保護者ボランティアが携わってくださいました。

子どもが主体的に取り組む機会に(校長 永山先生)

 「えんぴつクラブ」のみなさんは、事前準備から検定日当日の運営、結果返却に至るまで、大変細かな配慮で実行してくださいました。この大規模校で無事に初回の漢検を実施でき、心から感謝しています。
 漢字は、勉強時間と成果が直結しやすい学習分野です。特に漢検は出題範囲・出題形式が予め決まっているため、努力すれば満点をとることもできます。また、中には、漢検の勉強をきっかけに漢字が大好きになり、漢字パズルなど他の教材に取り組んでいる子どももいるそうです。本校で子どもたちが主体的に学ぶ機会を作れたことを、とても嬉しく思っています。

サークルの良さを生かしながら子どもたちの頑張りを支えていきたい
(えんぴつクラブ事務局)

 漢検実施を振り返ってみて感じることは、保護者一人ひとりの力の素晴らしさです。保護者ボランティアのみなさんはとても一生懸命に取り組んでくださり、半日かかると見込んでいた事務作業が1時間で完了したこともありました。保護者主体のサークル形式をとってよかったと感じています。
 控除金は「えんぴつクラブ」の運営費にあて、残った分で漢字の本を購入、全クラスと図書室に寄贈しました。クラス担任の先生からは「子どもたちが喜んで読んでいた」と報告をいただき、嬉しく思っています。
 これからも、"できる人が無理せずに、できる範囲で"というサークルの良さを生かしながら、子どもたちの頑張りを支えていきたいです。

※「今年の漢字」とは…
漢字の持つ素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として、漢検協会が1995年から行っているものです。
毎年年末に一年の世相を表す漢字一字を全国から募集しています。最も応募数の多い漢字を12月12日(いい字一字)の「漢字の日」にちなんで、京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表しています。そして、一年の出来事を清めるとともに新年が明るい年になることを願い、清水寺にて奉納の儀式を行っています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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