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小学校

地域ボランティアの協力を得て実施・運営 漢検の資格が子どもたちの強みとなることを期待しています/小学校/千葉

教頭 村西 剛 先生

関東 / 千葉

[公立] 柏市立旭東小学校

教頭 村西 剛 先生

日々の読書習慣が、合格率の高さにつながっている

 本校で漢検の準会場受検を開始して、平成29年で3年目をむかえます。前任の学校長の方針で準会場受検を開始し、私が教頭として赴任した平成28年には、既に学校全体に取り組みが浸透していました。
 まず、私は子どもたちの漢検合格率の高さに大変驚きました。平成28年度冬(第3回検定)の漢検では、全校児童の約3分の1にあたる100名近くもの子どもたちが受検し、9割以上が合格しました。この高い合格率の背景には、本校の子どもたちの読書量の多さが関係しているのではないかと考えています。柏市では、読書活動の充実を目的とし、各学校に図書館指導員が配置されています。本校にも週4回来校いただき、図書館指導員と教員の協力のもと、子どもたちは調べ学習で本を活用したり、読み聞かせの後に感想文を書いたりするなどして、本に触れる機会を着実に増やしています。子どもたちが様々な本に触れ、知っている漢字や語彙の数を増やしてきた結果が、合格率の高さにあらわれているのではないでしょうか。雨の日の休み時間には漢検の参考書を熱心に読む子どもたちも見かけるようになり、自発的に本を手に取る空気が醸成されています。

地域のボランティアに協力を仰ぎ、学校の負担も軽減

 検定日当日の実施・運営は、地域ボランティアに協力をお願いしています。これまで、地域ボランティアには書き初めの授業などを手伝っていただいており、漢検の実施・運営の業務もお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。その結果、学校側の負担も減り、当日は滞りなく実施をすることができました。大変感謝しています。

資格を自身の強みにして、夢や目標に向かってほしい

 今後、私が子どもたちに期待することは2点あります。1点目は、漢検受検を通じて目標に向かって取り組むことの大切さを知ってもらうことです。そして2点目は、漢検を取得したことを自身の強みにしてもらうことです。漢検は、出題範囲が読み・書きだけではなく、類義語・対義語、四字熟語など多くの分野を網羅しており、総合的な漢字能力を客観的に評価してくれる検定です。さらに、進学・就職の際に調査書や履歴書に記載することができ、努力を示す証の一つとして活用できます。子どもたちが自分の夢や目標に向かって進路を決定する上で、漢検という資格を得ていることに自信を持ってもらえればと願っています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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