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小学校

漢検で子どもの学びと成長をサポート/小学校/東京

白鳥 円啓 様

関東 / 東京

[公立] 板橋区立成増小学校支援地域本部

白鳥 円啓 様

漢検に取り組む理由

 成増小学校は、板橋区内で先駆けて学校支援地域本部が設置されました。私たちは地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進することにより、先生方が子どもと向き合う時間を少しでも増やし、保護者や地域住民等の学習成果の活用機会の拡充及び地域の教育力の活性化を図ることを目的としています。
 支援地域本部では設立当初から学習支援を目的とした「赤ペン教室」を開催しています。区の教育委員会が作成した教材を用いて、生徒のつまづきを解消するための"振り返り学習"を行っています。平成22年で本校の支援地域本部も2年目を向かえて、更に学習環境を整えるために「赤ペン教室 漢検コース」を新設しました。漢字検定を導入した理由は2つあります。1つ目は、保護者からの検定実施に対する要望が多かったからです。本校では私立中学への進学する児童が多く、小学生から検定試験に取り組みたいと考える保護者が多いようです。2つ目は、漢字検定が児童の学習の良い動機付けになるからです。合格の基準が明確であり、努力が結果に反映されやすいので、児童の学習目標として最適です。級設定も1年生から6年生まで全学年に対応していますので、自分の実力に見合った級から受検することができます。

運営方法

 漢字検定の告知は、4年生以上の全員に行っています。十分な対策期間を確保するため、検定日の約2ヶ月前から告知を行います。配布資料は支援地域本部で作成したオリジナルの案内と漢字検定協会の受検案内の2種類です。受検の申し込みは支援地域本部で受け付けています。
 漢字検定の対策は「赤ペン教室 漢検コース」で毎週1回行っています。教材は6級以上の受検を希望する場合は『漢検ステージ』を、それ以外の級であれば『漢検ステップ』を事前に購入してもらっています。この対策コースでは、ボランティアの方・保護者・指導員の方々が中心となり協力して児童への指導を行っています。
 検定当日の監督業務は、校長先生や副校長先生の協力を得ながら約6名体制で行っています。検定試験の厳密性を保つために、1教室に複数の監督者を付けるようにしています。

漢検に取り組んでよかったこと

 今回、初めて漢字検定の準会場実施を行い、児童の普段見ることのできない緊張した面持ちや真剣に漢字学習に取り組む姿勢に大変驚かされました。受検の申し込みに始まり、検定試験終了まで、私たちが想像していた以上に児童は頑張っていたと思います。検定試験というイベントを通じて、児童は大きく成長していくことを実感しました。これからも児童の学びと成長を見守って行きたいと思います。

写真1:検定料納入袋
写真2:検定日当日の座席図

学校紹介

学校長:清水 哲也

本校は平成22年に創立60周年をむかえます。東武東上線成増駅南口を学区域としてもつ、駅から5分の場所に位置しています。成増は埼玉との玄関口として古くから栄え、大きな商店街を有しています。児童は、落ち着いた環境の中、のびのびと生活し、各々のもつ自分らしさを発揮して健全にたくましく育っています。教職員も文武両道を目指し、「公開」「協働」「チャレンジ」をモットーに努力しています。

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※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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