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中学校

「正解のない問い」に対して挑戦し続ける生徒を育む/中学校/東京

伏見 遥貴 先生

関東 / 東京

[私立] 聖徳学園中学・高等学校

伏見 遥貴 先生

●「正解のない問い」に対して挑戦し続ける生徒を育む
 急速な社会の変化に対応するために、今の生徒にとって必要な力は「正解のない問い」に対して臆することなく挑戦する力です。基礎学力を身につけることはもちろんのこと、自ら学びながら試行錯誤を繰り返し、仲間と協働して課題を解決できるようになってほしいと思います。本校ではこの力を育むために、STEAM教育とグローバル教育の2つを教育活動の軸としています。
 STEAM教育の一例として、企業の協力のもと「自分たちのSDGs手帳を作ろう」という取り組みを行っています。手帳のデザインや仕様を何名かのグループに分かれてメンバーと一緒に考えたり、企業の担当者へ企画をプレゼンテーションしたり、手帳が製品化するまでの一連の流れを学んでいます。グローバル教育の一例としては、アフリカ諸国の貧困問題について解決策を考えるグループワークの実行など、正解が一つではない問いに対して異なる考えを持ったチームメンバーの意見を尊重しながら問題を解決に導くための練習をしています。
 

●「自ら学ぶ」習慣や語彙力を定着させる、漢字能力・語彙力の指標としての漢検
 前述の通り、今の子どもたちにとって必要なのは「正解のない問い」に対して自ら学びながら試行錯誤を繰り返し、仲間と協働して解決する力です。この「自ら学ぶ」習慣や「自ら学ぶ」ための学力の土台となる漢字能力・語彙力の定着を目的として、本校では大多数の生徒が漢検を受検します。「学び」は学生時代だけでなく、大人になってからも続く活動です。また、漢字を知ることで初めて出会う語彙であっても意味を類推することができるため、インプットの質が高くなります。漢検の学習を通じて、全生徒が学習習慣を身につけながら漢字能力・語彙力を身につけてほしいと思っています。
 本校では漢検だけでなく、英検・数検も多くの生徒が受検しており、各資格の取得を難関大学合格に向けた選抜クラスへ入る基準にしています。漢検は高校1年生の年度末までに準2級を取得している必要があります。漢検準2級程度の漢字能力・語彙力は、選抜クラスの授業についていくために最低限生徒に達してほしい能力であるためです。このように能力定着の指標としても漢検を活用しています。
 

●Talknoteや校務支援システムを活用することで申し込みが簡単に
 限られた時間のなかで効率的な検定運営を行うために本校では保護者や生徒に対してTalknote(※1)を活用して申込等のお知らせをしています。その後、受検希望者がBLEND(※2)を利用して希望する級を申し込みます。BLENDを経由して申し込んだ生徒のデータはまとめてCSVファイルに変換することができ、担当者はこのデータを利用して漢検協会にインターネットで申し込みます。TalknoteやBLENDを利用した申し込みは非常に便利で、申し込みにかかる時間が短くて済み、教員の手間軽減につながっています。検定料は年度初めに保護者から預り金として一括徴収し、年度末に残金を返金します。この仕組みで検定の都度、検定料を回収するという手間を省いています。
 生徒が漢検の学習に取り組むにあたり「自身の苦手分野をしっかりと把握し、合格に向けて学習の筋道を自分で考えて取り組む」という経験をさせたいと思っています。このため、「過去問に取り組む→弱点の把握・対策→次の過去問に取り組む」というサイクルを検定日までに3~4回程度行い、生徒自身が成長を実感しながら学習に取り組めるように心掛けています

(※1)「Talknote」…Talknote株式会社が提供するメッセージングアプリケーション
(※2)「BLEND」…モチベーションワークス株式会社が提供する校務支援システム
 

●さらなる「自ら学ぶ」習慣や漢字能力・語彙力の定着を目指して
 漢検に取り組むことで、「自ら学ぶ」習慣や漢字能力・語彙力が着実に身についています。「自ら学ぶ」習慣は他教科の学習でも目標に向かって計画的に学習することにつながっており、進学実績にも良い影響がでてきています。漢字能力・語彙力の向上により、以前に比べて生徒が文章の意味を理解しながら読み進めることができているとも感じています。
 今後もさらに生徒が「自ら学ぶ」習慣や漢字能力・語彙力が身につけられる取り組みを進めてまいります。漢検協会が提供するWEBサイト「漢検 団体サポートサイト」《学校向けマイページ》では学年別・級別の合格者数や合格率を確認することができるため、本サイトを利用して受検した結果を年度末に教員間で振り返りながら、次年度以降の取り組みを決めていきます。
 


◇参考

●「漢検 団体サポートサイト」《学校向けマイページ》について
「漢検 団体サポートサイト」《学校向けマイページ》では、「検定運営にかかる業務効率化、手間軽減」や「教育・学校目標達成に役立つ効果的な検定活用」をサポートする各種機能をご用意しています。「検定計画の作成」~「振り返り」まで学校個別の情報を入力、蓄積することができ、入力した情報は簡単に出力・共有いただけます。検定に関する一連の流れをサポートするサイトです。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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