個々のレベルや進捗に合わせた指導を徹底しています／高校／岐阜

　本校は、普通科（カレッジ・普通科・スポーツ）、工業科（自動車工学・電子機械）の2科5コースからなり、各コースでは、少人数クラスによる特長ある教育活動を実践しています。

　漢字検定は、生涯学習や資格取得の一環として、また、漢字文化に触れ、漢字の奥深さや面白さを知ることにより、様々な分野での探究心を養うため、さらには基礎学力定着の目安とすることを目的として導入しております。特に普通科では、選択授業内に毎月6時間の漢検対策講座を設け、今では選択授業の中で一番の人気講座となっています。

　講座では、協会発行の『漢検　漢字学習トレーニング』を採用し、生徒に一律の課題を出すのではなく、一人ひとりのレベルや進捗状況に合わせ、基礎の「本冊」、応用の「別冊」を使い分けた指導を行っています。この教材は、複数級から構成され幅広い対応ができるため、入学から卒業まで使用できる教材として重宝しています。また、検定が近づくと付録のCD-ROMで個々の状況に応じたオリジナルプリントを作成し、弱点補強を図ります。このプリントは学習意欲の向上に役立っており、生徒から講座の時間以外にも放課後や自宅学習用のプリントのリクエストを受けるほどです。

　生徒の漢字検定に取り組む意欲にも手応えを感じてきました。今後は、学校全体での受検を視野に、さらなる活用を検討していきたいと思います。

※掲載内容（所属団体、役職名等）は取材時のものです。

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