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BJTビジネス日本語能力テスト

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受験者

新たな世界と出会い、人生の可能性を広げるために学ぶビジネス日本語

外資系企業勤務(経理職) ペロフィ・トマ 様

外資系企業勤務(経理職)
BJT 500点(J2レベル)2010年6月に取得BJT 500点(J2レベル)2010年6月に取得
ペロフィ・トマ 様

「新しい世界を経験する」ために来日

フランスのビジネススクールで学んでいましたが、「卒業後は新しい世界を経験したい」と考えており、海外での就職を早い段階から視野に入れていました。もともと日本の歴史風土や長い伝統に裏打ちされた豊かな文化に興味を持って日本語を学んでいたこともあって、日本での生活に興味を持ち、来日することになりました。大学院留学を経て、現在の勤め先でプロジェクト・ファイナンスの仕事をしています。

日本で、日本人と、日本語で働く

現在、私が従事している仕事では、同僚や取引先の9割が日本人であり、毎日、新たな発見の連続です。日々、新たな物事の考え方と出会っているように感じ、日本で働くという選択肢を選んだことにたいへん満足しています。

日本語の使用頻度も非常に高く、上司を除いてはほとんど日本語で話しています。ただし、日本人顧客に応対する営業職に求められるようなネイティブの完璧な日本語能力(BJTのJ1+レベル相当)は必要ではありません。今の日本語能力(2010年6月BJTスコア500点)でも十分に業務を遂行することができます。なぜなら、日本語を主に使用するのが同僚との日常会話や、コンサルタントや弁護士・税理士とのクライアントの立場からの折衝だからです。日本語での会話内容が理解できれば良く、私がまだまだ難しいと感じている「場面に応じた敬語の使い分け」や「ビジネスの場面にふさわしい語彙の選択」は完全にできなくとも、相手に配慮してもらえるので業務遂行の妨げとはなりません。

さらに日本語能力を高め、人生の可能性を広げたい

ただし、会社法や日本の会計基準・税制といった経理の専門知識を持つ必要があり、日本語の専門文書を読解することが求められます。そのためには、ビジネスの基礎的な語彙の修得が欠かせません。また、日々日本語で仕事をしている中で、ビジネス場面に相応しい日本語を使いこなせるようになりたいと思うようになり、ビジネス日本語の学習を開始しました。その一環でBJTを受験しましたが、やはり、はっきりとした目標を持つことで勉強がはかどります。経理の勉強も同時にしているのでBJT対策に思うほど時間をさけていないのが現状ですが、今年は昨年よりも上のレベルであるJ1(=520点)以上のスコアの取得を目指しています。

「日本を去ってしまえば、ビジネス日本語なんて無駄になる」と考える人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。ビジネス日本語の修得は将来の可能性を広げてくれると思っています。世界はグローバル化し、日本企業も世界各地で活動しています。例えば、高度なビジネス日本語コミュニケーション能力があることで、コンサルタントとして日本企業をクライアントに持つことができるようになるかもしれません。今の努力が人生の可能性を広げる、そう信じて勉強に励みたいと思います。

※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。

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