2025(令和7)年度第3回日本漢字能力検定 1級・準1級検定問題 採点結果変更のお詫びとご報告
2026年2月15日に実施しました2025(令和7)年度第3回 日本漢字能力検定 1級および準1級の検定問題において、正解として扱うべき一部の答案を不正解と判定していた事案が判明いたしました。
ひとかたならぬ研鑽を重ねて受検くださった皆様に、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます。
[対象問題]
① 1級 大問(九)文章題・読み : 文章中の傍線部の漢字の読みを答える問題
ア 佇立 (標準解答:ちょりつ)
② 準1級 大問(八)対義語・類義語 : かな選択肢から正答を選び、漢字で答える問題
2 坦夷-□□ (標準解答:険阻) ※標準解答に加えて「嶮阻」も正答として設定
[不備事象]
正解とすべき以下の解答について、不正解としておりました。
① 1級 ちょりゅう
② 準1級 嶮岨・険岨
[影響範囲]
本件を受けて再度採点を行い、以下の方々の当該問題の採点結果を不正解から正解へ変更しております。
① 1級:3名(うち、不合格から合格となった方は0名)
② 準1級:1083名(うち、不合格から合格となった方は40名)
[発覚の経緯]
当該検定を受検いただいた複数名の方から、当該問題に関するお問い合わせを頂戴し、協会内で調査をいたしました。
その結果、採点時に参照する正答情報の不備が判明し、本来正解として扱うべき答案を不正解と判断していたことがわかりました。
なお、現時点で他の問題に同様の不備は確認されておりません。
[対応]
本件を受け、当該問題を不正解と判定していたすべての答案(1級 48名、準1級 2462名)に対し、正しい正答情報にもとづき再度採点を実施いたしました。
3月27日(金)には得点に変更のあった方々に本件のご説明とともに正しい結果を反映した結果資料を改めてお届けすることをご連絡し、4月7日(火)にすべての結果資料の発送を完了いたしました。
[発生理由]
日本漢字能力検定では、検定問題を作成する際、標準解答以外に正解とすべき解答がないかを検討しております。
検討の結果、正解とすべき解答のすべてを正答情報とし、採点時にはこの正答情報にもとづいた正誤判定を行っております。
本件は、正答情報の確定の段階で、人為的過誤により本来正答とすべき複数の解答を漏らしてしまったために、採点時に本来正解とすべき答案についても不正解と判断しておりました。
[再発防止に向けて]
今回の事態を真摯に受け止め、以後かかる事態が再び生じることのないよう、検定問題作成から採点に係る準備工程まで、確認体制のさらなる整備・厳重化に努めてまいります。
◆本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 お問い合わせ窓口
inquiry@ic.kanken.or.jp
075-757-8600(代表)