
本社業務で活躍するための"伝える力"を育成する
太陽生命保険株式会社 人材開発室 内務教育課
濱 健太郎 様
会社プロフィール
太陽生命保険株式会社
事業内容:生命保険業
代表者:田村 泰朗
所在地:〒103-6031 東京都中央区日本橋2-7-1
設立:1948年2月(創業 1893年5月)
従業員数:内務員2,731名、営業職員9,550名(2025年3月末現在)
HP:https://www.taiyo-seimei.co.jp/
時代に即したサービスを提供
太陽生命保険株式会社は、1893年に名古屋生命保険株式会社として創業し、以来130年以上にわたりお客様の元気・長生きを支援してきました。近年では、認知症予防保険や出産保険、感染症対応型保険など、社会課題に対応した商品開発を積極的に行い、インターネット完結型保険「スマ保険」などのデジタルサービスも展開しています。また、T&D保険グループの一員として、大同生命保険やT&Dフィナンシャル生命保険と連携し、持続可能な保険サービスの提供に努めています。2020年には「太陽生命少子高齢社会研究所」を設立し、社会構造の変化に対応した研究・提言活動も開始しました。ミャンマーへの海外展開などグローバルな視点も取り入れながら、保険の枠を超えた価値創造に挑戦しています。
論理的文章力育成コンテンツ導入の経緯
当社では、全国の支社で営業支援を担う内務員と呼ばれる総合職が、入社してから数年後に本社へ異動し、広報や商品開発、人事などの業務に携わるというキャリアパスがあります。支社では対面での口頭によるコミュニケーションが中心ですが、本社業務では企画書や業務連絡、他部署との連携、社外の関係者とのメール対応など、文章による情報伝達が不可欠となります。
例えば企画業務を行う場合、企画書を作成し、承認を得て、内容を社員全員に文書で伝達するというプロセスを踏んでいきます。私の場合、入社1年目から5年目までの若手社員の研修企画を担当していますが、研修設計にあたっては、まず「こういう研修を実行したい」という構想を紙におこし、目的や内容を洗い出して企画書にします。その企画書を上長に確認してもらい、承認されたら対象者に対して正式に文書で通達していきます。このように本社業務の遂行には、「文章で伝える力」が欠かせないものとなっています。当社では職種や年次ごとに求められるスキルを定義しており、文章力やコミュニケーション力は入社1年目から重要な要素として位置づけています。その一方、特に若手社員が本社に異動した際には、不慣れなこともあり「何を伝えたいのかが不明瞭」といった指摘を周囲から受けることがあります。こうした背景から、内務員教育を担っている人材開発室 内務教育課が音頭をとり、若手向けに文章力育成を行うことになりました。
導入形態
当社では漢検協会の「論理的文章力育成コンテンツ」を、入社2年目から5年目までの総合職を対象にした研修プログラムとして導入しています。まずは語彙・文法などの知識も必要となるベーシックレベルを学び、その後、最上級のアドバンスレベルへとステップアップする流れにしています。

論理的文章力育成コンテンツの良かったポイント
アセスメントを受けることで文章力を数値化できるという点は、各社員の得意・不得意が明確になるため非常に助かっています。研修で身に付けたスキルが可視化されるコンテンツは多くありません。また、アセスメントを通じて「自分がどこでつまずいているか」「どう改善すればよいか」が明確になることで研修へのモチベーションも高まり、社員自身の成長実感につながっています。
学生時代から「相手に納得してもらい、動いてもらうこと」を意識して、人に伝わる言葉を選ぶ姿勢を持っている方々は、本当に素晴らしいと思います。即戦力として活躍するための大きな武器になりますので、ぜひ今後も研鑽に励んでいただけたらと思います。
※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。
