顧客の課題解決を行う上で不可欠な文章読解・作成力を向上
製造・卸売業G社
会社プロフィール
事業内容:製造・卸売業
従業員数:約3,000名
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対象者
新入社員
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導入目的
顧客へ提案活動を行うことになる新入社員の文章読解力・文章作成力を向上させるため。
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導入背景
- 当社の人材育成ポリシーは、「お客様の要望を叶えるだけではなく、お客様の状況を理解し、伏在している本質的な課題をも解決できる人材を育成すること」である。
- お客様を理解し本質的な課題を解決するためには、要点を捉えてお客様の状況を理解することや、納得感を引き出せる提案を検討し、その提案をお客様にわかりやすく伝えることが求められる。
- 土台に的確に読み取り、表現する力がないと、的を射た課題解決を行えない。個人にばらつきのある文章読解力・作成力を底上げし、全員を高いレベルに引き上げるため、入社1年目の研修テーマに論理的文章力を取り入れた。
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導入形態
アセスメント:アドバンス
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コンテンツ導入の効果
- 取り組み終了後のアンケートでは、 5点満点中の満足度が平均4.8点、理解度が平均4.2点という高い結果になった。また、「同じ文章でも人によって受け取り方が違うことがわかった」「どのように表現したらより正確に伝わるのか、よく考える必要があることがわかった」などの回答もあり、大切な気づきも得られた様子である。
- 配属先の先輩社員から「1人に注意をしたら、同じ部署の新入社員全員にその内容が正しく伝達されていた」という話を聞いた。これは、注意されたことを自分で正しく理解して、その内容を相手に伝わるような表現で同期に伝達し、受け手も正しくそれを読み解けたから実現したことである。論理的文章力育成コンテンツを使った研修の賜物だと思う。