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団体受検 取組事例(小・中・高 等)

地域に“共に高め合っていく場”を広げていきたい

学校長 増田潔先生 / PTA会長 松永紀子様

小学校 / 東京

[公立] 練馬区立大泉第三小学校

学校長 増田潔先生 / PTA会長 松永紀子様

自分で学習の仕方を学べて、だれでも取り組めるのが漢検の良さ(増田校長先生)

 漢検には二つの良さがあると考えています。
 一つ目は、子ども自身が自分で「学習の仕方」を学べる点です。私の息子は塾に通っていなかったため、学校から出される宿題でしか帰宅後の勉強を知りませんでした。通っていた小学校で漢検を受けることになり、一生懸命家庭学習に励みました。その過程で知らないものを習得する学習方法を覚え、自信をつけていく姿を見てきました。中学校に行ってからも「漢検の勉強で漢字を一字一字覚えていく方法が英単語の暗記に役立った」と言っていました。漢字は、スポーツや音楽と違ってセンスを問わない、やればやった分だけ成果につながりやすい分野です。子どもたちが自分なりの学び方を身につけるのに絶好の材料であると思っています。
 二つ目は、年齢を問わずだれでも取り組める点です。本校では、在籍児童だけではなく、家族や地域の方々の受検も受け入れています。学んで資格を取ることが地域の生活の中に当たり前にあれば、子どもたちは学校から帰って遊んで寝るだけの生活ではなくなります。自分で目標を立てて頑張ることが自然にできるようになります。漢検受検をきっかけに、“共に高め合っていこう”という機運を高め、“資格を取ることが当たり前”と皆が思える地域にしていけたらと思っています。

導入までの経緯と実施主体の移行(増田校長先生、PTA松永様)

 初年度は学校主体で漢検を実施しました。しかし、長い目で見たら、異動がある教員の力で行うよりもPTAの力を借りたほうが地域に浸透させていけるのではないかと考え、少しずつ移行を進め、3年目からはPTA主体で実施しています。導入当初はPTA役員内でも「外部団体主催でお金がかかるものを学校でやるのはどうか?」という意見も挙がりました。そこで保護者に受検希望アンケートを行ったところ、全校児童の3分の1に当たる200名以上から、「学校でやるならば受けたい」という希望が出ました。最終的には、この多くの期待の声が、導入の決め手になりました。

学校で受けられることに喜びの声(PTA松永様)

 実際に募集をかけると、「学校からもらった申込用紙に書いて出せばいいから手軽に申し込める」「塾に通っておらず近くで受けられなかったのでうれしい」といった声が出ました。検定日は、PTA役員はフリーで全体を見られるように多めにボランティアを募り、主に試験監督業務をお願いしています。子どもが検定を受けている間お母さんは試験監督を頑張り、お互いに達成感を持って下校する姿が印象に残っています。また、学校のテストではない公の試験を受ける子どもたちの緊張感も新鮮でした。中には緊張で泣いてしまい、試験の説明が始まるまで大人がそばについてあげていた子どももいました。そういったきめ細やかなケアができるのも、準会場の良さであると感じました。

地域に“共に高め合っていく場”を広げていきたい(増田校長先生)

 検定の良さは、「資格としてずっと残る」という点です。“漢検○級”をとったという事実は、時を経ても努力のあかしとしてずっと本人に残り続けます。子どもはもちろんのこと、大人になっても経験してほしいと思います。だからこそ、家族や地域の方々の受検も歓迎しています。親子で一緒に問題集を買って学習している姿はとても微笑ましいです。そして使い終わった問題集は回収し、下級生に譲り渡して受検のバトンを繋いでいます。また、図書館に「漢検コーナー」を設置して、興味を持った児童がいつでも問題集を手にとれる環境を作っています。
 今後は高齢者の方など、地域に住む方々に広く声を掛け、地域の準会場として多くの方に受検機会を持ってもらいたいです。漢検を通じて家族や地域の関わりを深め、“共に高め合っていく場”を広げていけたらと考えています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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