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開発 新たなコンテンツと資材制作を通して協会の変化・進化に貢献する

グジエホヴィアク ピオトル
コンテンツ開発部 コンテンツ開発一課

外国人から見た日本語の
魅力を広く社会に伝えたい

中学生のときに受けた日本語の講座で、文字や言葉の多様性に惹かれ、日本語に興味を持つようになりました。その後、ポーランドの大学で日本語を専攻し、交換留学生として1年間京都に滞在。大学を卒業した後、改めて来日し、大学院に進学しました。大学院では、日本語の研究に取り組み、主に漢字政策の研究に携わっていました。就職は、日本で身につけたスキルを日本の社会に還元したいとの思いから、当協会を選択。外国人から見た日本語の魅力を広く伝えたいという気持ちも大きな決め手になりました。
入職後は、関西エリアの公立小中学校を対象に、漢検の普及活動を1年半ほど経験。その後、コンテンツ開発部に異動し、漢検の問題作成をコーディネートする編集業務や普及活動で使用する無償漢字学習教材の企画・制作に携わるようになりました。検定問題の編集業務については、問題作成にご協力いただく専門家とのやりとり、問題作成に必要な資料作り、実際の原稿の校正を含む、検定問題が出来上がるまでのプロセス全体をコーディネートしています。無償漢字学習教材の企画・制作については、現場の先生方から広く意見を集めて、それをもとに今、どんな教材が求められているのか、どんなデザインにすれば子どもたちに手に取ってもらいやすいのか…などを一から考えます。

漢検を通して子どもたちの
漢字能力の向上をめざす

検定問題の編集業務を担当している今、最もやりがいを感じるのは、検定日を無事に迎え、年間およそ200万人の受検者の期待に応えることができたとき。検定当日は会場にいる機会もあるので、受検を終えたみなさんの充実した表情を見ていると、こちらもやりきったという達成感を覚えます。無償漢字学習教材の制作に関しては、現場の先生方と直接やり取りをしている普及部のメンバーから、「子どもたちが楽しそうに取り組んでいた」「国語にあまり興味がない子が一所懸命解いていた」など、子どもたちの良い反応を聞いたとき。別の用事で連絡を取った各校の先生方から直接感想を伝えていただくこともあります。普及部にいた頃も、コンテンツ開発部にいる今も、漢検や漢検のための勉強を通じて子どもたちの漢字能力が上がったと聞くのが一番うれしいですね。
最近は、普及部とコンテンツ開発部が連携して教材作成に取り組むことも増えてきました。現場の声を反映しやすい制作環境ではありますが、それでもやはり、「もっとこうだったら良かったのに…」という意見は毎回必ず出てきます。そうした厳しい意見にもしっかりと耳を傾け、次に生かすことが、より良い教材を作成するために最も重要なことだと思っています。

傾聴や協働など、
多くの人との
関わりの中で成長していく

普及部では、相手の話に耳を傾けることの重要性を学びました。相手のことを知らないまま一方的に商材を提案しても良い結果にはつながりません。相手の話を聞き、相手を理解して初めて、相手の課題を解決する最善の提案ができるのです。ですから、課題やニーズによっては、漢検だけではなく、子供達が漢字に興味を持ってくれる教材や、子どもたちが漢字能力を自ら伸ばせる仕組みを提案することもよくありました。
現在の業務は、年間スケジュール通りに遅滞なく、ミスなく業務を進めることが大前提なので、タイムマネジメントや計画力の面で成長したと感じることが多いです。日本語の専門家や採点の担当者、普及部のメンバーなど、協会内外の多くの人を巻き込む仕事であるため、コミュニケーション能力や協働力なども身についたと思います。

変わらないもの、
変えていくもの

現在はほとんどの業務を社内で行っていますが、漢検の受検者や教材を使用する子どもたち、先生方の視点を忘れないようにしています。社内にいると自分のやっていること、やろうとしていることが本当に役立つことなのか見えづらい面があるので、できるだけ多くの人とコミュニケーションを取り、いろいろな意見を集めていくことが大切です。当協会は今、進化というスローガンを掲げて、新たなコンテンツ開発・資材制作に取り組んでいます。そうした進化に貢献すべく、これからもできうる限りの努力を続けていくつもりです。

オフショット

オフショット

休日は大学院時代の友達と過ごすことが多いです。関西に住んでいるポーランド人とも定期的に交流し、ポーランド語を話す機会も作っています。

自分を表す漢字

自分を表す漢字

日本に留学することも日本の組織で働くことも、強い意志と柔軟な行動力が必要だったと思うから。これからの社会で活躍するためにも大切なことだと思います。

1日のスケジュール

9:00

出社

すべてのメールに目を通し、本日と今週の予定を再確認。

10:00

ミーティング

課内のメンバーとミーディング。業務の報告や進捗状況の確認などを行います。

11:30

昼休憩

基本はお弁当を持参しますが、同僚と外に出かける日もあります。

12:30

資料作成

制作中の資材校正や検定問題の編集に必要な資料の作成などを行います。

15:00

打合せ

原稿のやり取りや制作スケジュールの確認など、印刷業者と打合せ。

16:00

個人作業

資材制作担当者と校正の相談をし、その後、終業時間まで個人作業。

18:00

退勤

※所属部署や仕事内容は取材当時のものです