今年の漢字®
1996年「今年の漢字」トップ10
応募総数 12,376票
| 順位 | 漢字（読み） | 票数 |
|---|---|---|
| 1位 | 「食」（ショク・ジキ／くう・くらう・たべる）  |
1,046票（8.45％） |
| 2位 | 「菌」（キン） |
925票（7.47％） |
| 3位 | 「汚」（オ／けがす・けがれる・けがらわしい・よごす・よごれる・きたない） |
676票（5.46％） |
| 4位 | 「怒」（ド／いかる・おこる） |
619票（5.00％） |
| 5位 | 「官」（カン） |
591票（4.78％） |
| 6位 | 「乱」（ラン・みだれる・みだす） |
494票（3.99％） |
| 7位 | 「毒」（ドク） |
342票（2.76％） |
| 8位 | 「厚」（コウ／あつい） |
334票（2.70％） |
| 9位 | 「腐」（フ／くさる・くされる・くさらす） |
330票（2.67％） |
| 10位 | 「疑」（ギ／うたがう） |
316票（2.55％） |
応募コメント
※応募者の記述をそのままご紹介します。
1996年「今年の漢字®」に「食」を選んだ理由
- 何といっても今年は、О－157の食中毒で大変でした。「食」は毎日のこと、そして人間にとって一番大切なこと。家族の健康のため「食」に関して、手を抜けず、気を抜けない年でした。
（徳島県／41歳／女性）
- カラ出張と高額接待で税金を“食いもの”にした公務員の汚職とО－157食中毒事件が「食」を連想させます。
（滋賀県／23歳／男性）
- 「О－157食中毒事件」「地方自治体食糧費不正支出」「官僚の飲食接待と飲食費の付け回し」
（静岡県／52歳／女性）
- О－157、食糧費問題、グルメブームと今年の一年は、まさに「食」の一年だったと思います。
（群馬県／39歳／女性）
- 今年は、狂牛病、О－157食中毒、世界的な食糧危機など、「食」を見直す年であった。
（茨城県／27歳／男性）
- О－157による食中毒は上を下への大騒ぎ。厚生省のみならず現場の給食調理関係者から親子まで最大関心事となりました。それにしても、厚生省は食中毒の原因解明もいいかげんで、汚職もあって「国民を食って」ますね。
（愛知県／64歳／男性）
- 全国各地で問題になっている、接待による食糧費問題。返還に苦慮しているようです。トップの辞任まで追いつめた、まさに“食うか食われるか”の大きな問題だけに、忘れられない感じ（漢字）です。
（岩手県／54歳／男性）
- 食中毒や食糧費問題、よくわからない比例代表区の“食うか食われるか”の総選挙、厚生省の汚職問題と、大腸菌から税金までを「食べた」年でした。
（大阪府／34歳・女性）
- О－157で子供たちが食中毒で被害に会い、死亡された方はとても気の毒です。食生活、学校給食、食糧費問題、食糧の国際化など、もう一度、食を見直す必要性が求められる年であったと思います。
（東京都／43歳／女性）
- 福祉を“食いもの”にした厚生省は許せない。役人は飲食接待で税金を「食いもの」にした。子供たちはО－157という病原菌を「食べさせられた」。国民は毎日「食べる」ことが恐ろしかった。
（青森県／45歳／男性）
2位「菌」を選んだ理由
- 病原性大腸菌О－157が猛威を振るった食中毒恐怖の年でした。
（北海道／42歳／男性）
- О－157のことです。あと、薬害エイズ事件（エイズウイルス）のこともありました。
（東京都／15歳／女性）
3位「汚」を選んだ理由
- 住専、官官接待、カラ出張、薬害エイズ事件、官僚汚職、どれをとっても“汚”の字に代表される。
（京都府／76歳／女性）
- 薬害エイズ事件、住専、О－157食中毒、汚職など理由をあげればキリがありません。
（青森県／44歳／男性）
4位「怒」を選んだ理由
- 税金の無駄遣い、脱税、収賄事件、汚職事件、嘘…。国民をバカにするなと怒りがつのる。
（神奈川県／26歳／男性）
- 我々の血税と老人福祉を食い物にした厚生省、住専への多額の税金投与、官官接待で税金を使っておきながら、消費税が増税されるとは。みんな怒ってます。
（新潟県／48歳／女性）
5位「官」を選んだ理由
- 今年ほど民間に比べ、官業の姿勢が問われる年はなかった。
（福岡県／59歳／男性）
- 厚生省の薬害エイズ問題隠しとたかり汚職、官官接待にまつわる食糧費不正支出。
（秋田県／49歳／女性）
6位「乱」を選んだ理由
- 世の中、どうかしている。範となすべき政治面、経済面、教育面の個々の不祥事で日本は乱れている。
（徳島県／52歳／男性）
- 官僚、地方公務員の乱れ、薬害・医倫理の乱れ、住専をはじめ金融機関の乱れ、政党の足並みの乱れ。
（福島県／62歳／女性）
7位「毒」を選んだ理由
- 薬害エイズ問題、Ｏ－157食中毒、オウムの作った毒に振り回された警察など。
（栃木県／30歳／男性）
- 薬の毒、食物の毒、心の毒を痛感した年でした。
（岡山県／27歳／女性）
8位「厚」を選んだ理由
- 厚生省の厚。ＨＩＶ訴訟、Ｏ－157食中毒、官僚の汚職など、１年を通じて厚生省の年。
（愛知県／20歳／女性）
- 松本被告といい厚生省といい“厚顔”な人が多かった。でも、一方、アトランタ五輪で温厚で厚情な国民性を世界にアピールできた。
（佐賀県／33歳／男性）
9位「腐」を選んだ理由
- 腐った給食、官僚腐敗、金融の腐敗、善悪の腐敗。
（大分県／60歳／男性）
- Ｏ－157、ＨＩＶ、厚生省の偉い人達の汚れた金銭感覚まで発覚してしまい、今年の日本は腐敗していると思いました。
（北海道／53歳／女性）
10位「疑」を選んだ理由
- 選挙制度や政治改革への疑惑。官僚による収賄容疑。税金のゆくえに対する疑念など。
（東京都／36歳／女性）
- 政治面での疑惑、Ｏ－157で疑われた“かいわれ”、本当に消費税は5％になるのか疑問。
（福岡県／58歳／男性）
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