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学生時代に身につけた日本語の力が「社会人力」の基礎となる

総務部長 高橋 丈治 氏

関東 / 東京

[企業] 株式会社 マースエンジニアリング

総務部長 高橋 丈治 氏

 企業にとって社員は大切な財産です。マースエンジニアリングでは会社の成長を支える個々人の仕事力を向上させるために、幅広い教育制度と研修体制を整えて社員教育に力を入れています。社員教育の一例として、毎年、「一般時事」「漢字」「数学」「英語」のテストを年2回ずつ実施しています。全社員を対象におこない、社長自らが問題作成にも関わっています。テストを通し、自己啓発に取り組む「気付き」になると考えています。また強制ではなく、あくまでも「自己の成長(自己実現)」につなげています。テスト実施後には平均点と最高得点を社内で発表し、点数の低かった社員には次回はより高い点数を取れるよう意識喚起をしています。このほかにも、教育研修の一環として「自己啓発手当」を月額給与で支払っており、漢字検定やその他資格取得、新聞購読を促しています。公的資格の取得や通信教育の受講を奨励し、「仕事力」の向上だけでなく「社会人力」の強化にも力を注いでいます。
 社会に出て仕事をする上では、刻々と移り変わる世の中の情勢を素早く理解し整理する「情報収集力」と、自分が伝えたいことを的確に伝える「文章力」「発信力」が必要になります。どの力も日本語の力が基礎になるのは言うまでもありません。そこで当社では、新入社員の入社選考において一般常識を選考基準の1つとし作文を課しています。
 また、社員教育の1つとして、全社員で漢字検定にも取り組んでいます。常用漢字を読み書き活用できるレベルである2級の取得を目標としており、新入社員に対しては入社までに3級を取得するよう明示しています。改めて漢字の意味を学びなおすことによって、読めても書けなかった漢字が書けるようになったり、顧客とのやり取りや日常会話の中に適切な熟語を交えることでより的確に伝えたいことを伝えられるようになるなど、社員の日本語能力が向上したと実感しています。以前散見されていた誤字脱字や変換ミスも減り業務効率も向上しています。
 これから社会に出る学生のみなさまには、日常的に新聞を読み、読書を通して数多くの良書に触れることをお奨めします。学生時代に充分な日本語能力を身につけて、社会で大いに活躍されることを願っています。


※掲載内容(所属団体、役職名等)は取材時のものです。


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