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頭と匹、どちらで数える? ~数えるもので使う漢字が変わる~

大輔くん:えんぴつは「1本」、消しゴムは「1個」、ノートは「1冊」……。数えるものによって後ろにつく単位が変わるなんて、不思議ですよね。一番わからないのは、まみちゃんちのトイプードルは「1匹」と言うのに、ようすけくんちのゴールデンレトリバーは「1頭」って言うんです。同じ犬なのに、どうして違う数え方をするんですか?

漢検博士:「本」や「個」など、数の後ろについて、数えるものの形や性質を表すものを「助数詞」と言うよ。鳥類を「羽(わ)」、人を「人(にん)」と数える以外は、昆虫・魚類・は虫類・両生類・ほ乳類など、生きものを数えるときの助数詞は基本的に「匹」でいいんだよ。「匹」は、2枚の布を並べて垂らした様子を表していて、2つで1組という意味があるんだ。家畜である馬や牛のお尻を後ろから見ると、左右に分かれて一対になっていることから、「匹」は動物全般を数える言葉になったと言われているよ。一方の「頭」は新しく、明治時代以後、西洋人が馬を数えるときに「head(頭)」を使っていたのをまねて、大型の動物を数えるときに使われるようになったと言われているんだ。そのためか、おおむね人間より大きくて抱えられない動物や、小さくても、盲導犬や警察犬など人の役に立つ動物に対して使われるようだね。

大輔くん:そうか。いちいち助数詞が変わって大変だと思っていたけれど、助数詞があると、どんなものを数えているかがわかって便利ですね!

漢検博士:その通り!なんでも「個」や「つ」で数えるのではなく、物に合わせて正しい数え方を使えるとかっこいいぞ。身近で、少し特別な数え方をする助数詞をいくつか挙げておくが、ほかにもたくさんあるから調べてみるとおもしろいよ。 ●箸(はし):膳(ぜん)※2本で1組として数える場合 ●カップ:客(きゃく)※カップと受け皿をセットで数える場合 ●ハサミ・包丁:挺(ちょう) ●そろばん:面、挺(ちょう) ●タンス:棹(さお) ●イカ・タコ:杯(はい)

※漢字の成り立ちには諸説あります。

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