昔は、大きな鳥の姿をした神様がはばたくことによって風が起こると信じられていた。
その鳥の姿から「鳳(おおとり)」の字ができ、「かぜ」を意味した。
ところがやがて、大きな風を起こすのは鳥形の神ではなく竜形(虫)の神であると世界観(考え方)が変わったため、現在の「風」となった。
- 常用漢字
- 教育漢字
- 9級
- 画数:
- 9
- 部首:
- 風
- 部首内画数:
- 0
- 音:
- フウ・フ
- 訓:
- かぜ・かざ
- 外:
- ならわし・すがた・ふり
出典:漢字ペディア
【意味】
①かぜ。かぜが吹く。「風雪」「疾風」
②かぜのたより。うわさ。「風聞」「風説」
③ならわし。しきたり。「風習」「風俗」
④おもむき。さま。「風格」「風景」「作風」 など
※漢字の成り⽴ちについては、諸説あります。