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「無花果」も「棗」も木の実の名前 漢字で書きたい木の実

聡美さん:家の近くに、新しいケーキ屋さんができたんです。和の素材を使っているのが特徴らしいんですけど、それが難しくて読めないものが多くて……。とりあえず見た目で選んできました!博士もいかがですか。

漢検博士:どれもおいしそうだね。おや、素材を書いたパンフレットがついてるじゃないか。これは「無花果」と書いて「いちじく」と読むんだよ。その名の通り、花が咲かないのに実がなるので「無花果」と書くんだ。本当は、実の中の小さなつぶつぶが全部、花なんだけどね。

聡美さん:なるほど。じゃあ、こっちの「石榴」は何と読むんですか?今日は買わなかったんですが、「棗」とか「木通」という字もあって、それも教えてください。

漢検博士:「石榴」は「ざくろ」だね。もともとはペルシャから渡来したもので、ペルシャは漢字で書くと「安石国」。その国から来た、「榴(こぶ)」のような果物ということで、「石榴」と書くんだ。「棗」は「なつめ」だ。赤い小さな実をしていて、砂糖漬けにしたり、お茶や薬の原料にもなるよ。木にトゲがあるので「朿(とげ)」の字を二つ重ねているんだ。「木通」は「あけび」といって、薄紫色をした楕円形の果実のことだよ。昔は山で遊んでいるときのいいおやつだったんだがなぁ。蔓(つる)の中が空洞になっていて、空気が通るので「木通」と書くと言われているぞ。どれも「木の実」だが、これを「きのみ」と読むか「このみ」と読むかも分かれるところだ。一応「このみ」がより古い読み方で正しいとされるが、文脈次第で「きのみ」と読んでも間違いではないぞ。さて、勉強はこのくらいにしておやつにしようか!

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