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一人でできない「爆笑」 本来の意味を知っておきたい言葉

孝宏くん:博士、この漫画読んでみませんか?ものすごくおもしろいですよ。昨日も部屋で一人で爆笑しちゃいました。

漢検博士:う~ん、そんなことを教室のみんなの前で言ったら、それこそ「爆笑」されてしまうぞ。「爆笑」というのは笑い方の程度の激しさを表しているんじゃなくて、大勢の人間が一斉に笑う様子を表しているんだ。つまり、一人でどんなに笑っても「爆笑」にはならないんだ。一人なら「大笑いした」とか「腹をかかえる」という言い方のほうがいいね。

孝宏くん:そうなんですか?僕のまわりではみんな、人数に関係なく「爆笑」を使っている気がします。みんなが使っているなら、もう、新しい使い方も正解でいいんじゃないですか?

漢検博士:新しい使い方が広まっている言葉は他にもあるね。確かに言葉は移り変わっていくものだが、本来の意味とは違う使い方をしている、と理解しておかないと、話している相手と状況の理解がずれてしまうかもしれないだろう?例えば「やおら」や「おもむろに」という言葉は、本来、「ゆっくりと」という意味。だけど今では逆の意味の「急に、不意に」という意味で使う人が増えているね。「割愛」も「不要な部分なので省略する」という意味で使っている人が多いが、本当は「惜しいと思いながら泣く泣く削る」という意味なんだ。割愛した部分に対する思い入れがずいぶん違うから、使い方によっては誤解を生むかもしれないだろう。そう思うと、やはり言葉は正しく使いたいものだね。

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