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前人「未踏」か「未到」か 似ている漢字に置き換わった四字熟語

沙織さん:この間、テレビに探検家の人が出てたんです。「前人未踏のジャングルを探検する」って、かっこいいですよね。憧れちゃうなあ。

漢検博士:まだまだ地球上には、人が行ったことのない場所があるからね。しかし、ちょっと惜しいなあ。正しくは「人跡未踏」。「人跡」は人の足跡のこと、「未踏」は誰も足を踏み入れてないこと、つまり、「人がまだ行ったことがない場所」という意味なら「人跡未踏」がふさわしいよ。似たような四字熟語で、誰も到達していない境地という意味の「前人未到」があるため、「未踏」と「未到」が混同されて「前人未踏」が使われ出したんだろうね。今では辞書にものる使い方になったから、もう、間違いとは言えないかな。

沙織さん:地理的に実際にその場所にたどり着ける場合は「人跡未踏」を使って、業績や記録、偉業などがあるレベルに到達するかどうかを言う場合は「前人未到」を使うんですね。

漢検博士:同じように「一生懸命」も今では普通に使っているけれど、本来の意味は「武士が自分の本拠地を命がけで守ること」だから、「一所懸命」と書くのが正しいんだ。ところが「一所」と「一生」の音が似ているのと、より必死な感じがするからか、「一生懸命」がよく使われるようになって、今ではこちらのほうが一般的になっているね。

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