公益財団法人 日本漢字能力検定協会

日本漢字能力検定

メニュー

どれだけ知ってる?漢字の豆知識

大学・一般レベル

「ありがとう」の由来 挨拶を漢字で書くと意味がわかる②

昌人さん:普段の挨拶にも漢字があって、しっかりと意味が込められているのはわかってきました。じゃあ、「行ってきます」は漢字でも想像つくんですが、「ただいま」は何の意味があるんですか?

漢検博士:家に帰ってきたときの挨拶「ただいま」は、「只今帰りました」の後半が略されたものだよ。「只今」はたった今、ちょうど今、ついさっきの意味だね。会社なんかだと、外まわりから帰ってきたら「ただいま戻りました」と言ってないかい?

昌人さん:そういえば言ってますね!家に帰ったときは癖みたいなものだから、気づきませんでした!どんな挨拶も、元々どんな言葉だったのかをちゃんと知ってたら、言い方も変わりそうですね。

  • ありがとう(有り難う)
    「めったにないこと」という意味の形容詞「有り難し(ありがたし)」がウ音便化したもの。平安時代の随想『枕草子』では、「ありがたきもの」と題して「姑に褒められる嫁」「上司の悪口を言わない部下」「欠点のない人」など、言葉通りに「存在しがたいもの」として挙げられている。中世に仏教思想が広まるとともに神仏による奇跡(めったに起こらない貴重な出来事)への感謝の言葉になり、近世以降、一般的なお礼の言葉として使われるようになったとされる。
  • いただきます(戴きます)
    身分の高い人から物をもらったり、神様に供えたもののおさがりを受ける際、頭上に戴いた(頭の上にのせたり、かかげるような動作をした)ことから、「戴く(頂く、とも表記する)」には「物をもらう」という意味が生まれ、いただいたものを食べたり飲んだりすることから、「食べる」「飲む」の謙譲語として使われるようになった。そこからさらに、食べ始める前の言葉として「いただきます」が使われるようになったといわれる。
  • もしもし(申し申し)
    電話で最初に相手に呼びかけるときの言葉。「言う」の謙譲語が「申す」であり、明治時代になって電話が開通した当初、これから話し始めますよ、という合図としてまず「申す申す」「申します申します」と呼びかけてから話し始めていたことによる。これが次第に短くなり、「もしもし」と呼びかけるようになった。

一覧ページへ戻る

豆知識トップページへ

ページTOP

  • 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 日本漢字能力検定協会について
  • 協会からのお知らせ
  • サイトマップ
  • 日本漢字能力検定
  • BJTビジネス日本語能力テスト
  • 文章読解・作成能力検定
  • 漢字ミュージアム
  • 漢字を調べるなら漢字ペディア
  • 漢字カフェ

Copyright© 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 All rights Reserved.
「漢検」は登録商標です。