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「月下氷人」を頼まれたら 冠婚葬祭のなかの難読漢字【冠婚編①】

昌人さん:昨日、高校時代の先輩と再会したら、見慣れないおじさんと一緒にいたんですよ。「今度結婚するんだ。こちら、ナコードの齊藤さんだよ」と紹介されたんですが、「ナコード」って、会社名じゃなかったんですね!

漢検博士:仲人(なこうど)とは、人と人の間に入って仲をとりもつ人のことで、「なかびと」が変化して「なこうど」となったんだ。

結婚における仲人は、両家の間に入って、結納から結婚式、披露宴まで両家をとりまとめ、結婚後は二人の後見人にもなる大事な役割なんだぞ。別名「月下氷人(げっかひょうじん)」ともいって、縁結びの神様「月下老」と「氷上人」を合わせたてつくられた言葉だ。なんとも風流だろう?

昌人さん:その結婚式、ボクも出席するんですよ!ほかに、知っておいたほうがいい漢字ってありますか?

  • 熨斗(のし)
    お祝いごとの金封や進物につけられる飾りで、折りたたんだ紅白の紙の中心に黄色い短冊状の紙をはさんだもの。本来、長寿をもたらす鮑(あわび)を薄く切ってのした(のばした)熨斗鮑を贈答品に添えていたが、次第に略され、紙でかたどった「折り熨斗」で代用されるようになった。
  • 言祝ぐ(ことほぐ)
    ことばで祝福すること、お祝いを述べること。「寿ぐ」とも書く。「結婚を言祝ぐ」「新春を言祝ぐ」など伝統的なお祝いごとの際に使われることが多い。「祝」はもともと祭壇の前でひざまずいて祈る人の姿を表し、神官などを指した。神にめでたい言葉をささげる意味から、転じて一般的な祝いごとに広く使われるようになった。
  • 寿留女(するめ)
    結婚の約束として両家の間で品物を取り交わす「結納(ゆいのう)」の品目の一つ。イカの干物であるスルメは昔から縁起物とされていたうえ、長期保存がきくことから「婚姻が長く続くように」、噛めば噛むほど味が出るスルメのような「味わいある夫婦になるように」などの願いも込められている。
  • 許嫁(いいなずけ)
    結婚の約束を交わした間柄、もしくは相手のこと。許婚とも書く。幼少のころに親同士の合意によって結婚の約束をすることを「言い名付く」といい、その連用形「言い名付け」が名詞化し、許嫁の字が当てられたとされる。男性が女性を家に迎え入れる「嫁入り婚」が一般的になった中世以降に用いられるようになった言葉。

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