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良くないことで驚いたときの表現 意外な話を聞いて驚いたときは…『ネミミに水』

漢検博士:ぐっすり眠っているときに、耳に水を落とされたら、かなりびっくりすると思わないか?そのくらいびっくりする話を聞かされたときのたとえとして、『寝耳に水』という言い方があるぞ。

【語源】耳に水を入れるというのは後からついたイメージで、本来は「水音を耳にする」ということなんだ。「寝耳」とは、うとうと眠りながらもうっすらと音が聞こえている状態のことで、そこに聞こえてくるのが「水の音」。

昔の人にとって洪水というのは身近な危険で、寝ているときに水音が近づいてくれば命の危険があり、驚いて飛び起きるわけだ。そこから、驚きを表す表現として「寝耳に水」という言い回しが生まれたと考えられているんだ。第5回の「青天の霹靂」と比べると、もっと軽い驚きで、どちらかといえば良くないことに使われるほうが多いかな。

【使い方】沙織さん:「1時間目から小テストなんて、寝耳に水だよ!」「桐島君が部活をやめたなんて、寝耳に水だね」というような使い方ができますよね。

【豆知識】江戸時代に「いろはかるた」というのが作られ、地方によって選ばれる言葉は違うものもあった。「ね」は江戸では「念には念を入れて」、京都では「猫に小判」だったのに対し、大阪や名古屋では「寝耳に水」。大きな川があって、洪水の危険の高かった地域だな。

自分の欠点や弱点を指摘されると「耳が痛い」、ちょっと聞いたことは「小耳にはさむ」という言い回しも覚えておこう。

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