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ありがたいけれど、何と読む? ~仏様の名前の基本を知ろう~

悠一さん:最近、おみやげで仏像のなぞり書きの本をもらったんです。なぞるだけで仏様の姿が浮かび上がってきて、ありがた~い気持ちになるんですが、名前が全然読めないんですよ。

漢検博士:ほほう、殊勝なことをしているんだね。せっかくならちゃんと名前も読めるようになって、どんな仏様なのか知っておきたいね。まず簡単に言うと、仏像とは仏教の始祖であるお釈迦様の姿を映したものに始まり、大きくは「如来(にょらい)」「菩薩(ぼさつ)」「明王(みょうおう)」「天(てん)」などに分けられるんだ。

悠一さん:ぼくが持っている本では、みんなもっと長い名前でしたよ。

漢検博士:仏教の発展とともに、さまざまな姿が増えていったからね。しかも仏像だと、名前のあとに立像(りゅうぞう)、坐像(ざぞう)などもつくからね。では、それぞれの成り立ちを見てみようか。

如来 菩薩 明王 天

  • 如来
    悟りを開いた者という意味で、もともとは釈迦のこと。仏像の世界では最上の存在とされる。悟りを開いたことを示すため、螺髪(らほつ)や白毫(びゃくごう)など独特な特徴を持つ。釈迦(しゃか)如来、阿弥陀(あみだ)如来、薬師(やくし)如来、大日(だいにち)如来など。
  • 菩薩
    菩薩とは「悟りを求める者」という意味で、悟りを開いて如来になるため修行中の者。自身も悟りを求めながら、苦しむ人々を救うために力を尽くしており、やさしい表情をしていることが多い。弥勒(みろく)菩薩、普賢(ふげん)菩薩、千手観音(せんじゅかんのん)菩薩など。
  • 明王
    大日如来の化身ともされ、仏の教えに従おうとしない者を仏の道に導くため、怖い顔をしていることが多い。不動(ふどう)明王、愛染(あいぜん)明王、孔雀(くじゃく)明王など。
  • 天
    インドの神々が仏教に取り入れられた。女性や動物の顔を持つものなど、さまざまな姿であらわされる。帝釈天(たいしゃくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、吉祥天(きっしょうてん)、迦楼羅天(かるらてん)など。

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