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してはいけない「荒治療」 順序が違うと成り立たない三字熟語

聡美さん:最近、寒いせいか、部活のメンバーの集まりが悪いうえ、あまり真剣に練習してくれなくて困ってるんです。大事な大会も近いし、思い切ってスタメンを変えるとか、“荒治療”が必要なのかも。

漢検博士:それは困ったことだが、しかしその言葉は部活では言わないほうがいいぞ。正しくは“荒治療”ではなく“荒療治”と言うんだよ。「患者の痛みに気を遣わず、手荒に治療すること」から転じて、「苦痛を伴うが、物事をよい方向へ向かわせるため、思い切った方法で根本的に改革する」という意味で使われるようになった言葉だね。「療治」という言葉より、「治療」のほうがなじみがあるから、間違った言い方が広まっているようだね。

聡美さん:わあ、危なかった。「荒っぽい治療」だから「荒治療」というんだと思ってました。

漢検博士:同じく、三文字熟語で並びが入れ替わってしまいがちなのが「大団円」だ。「団円」とは小説やお芝居などで最後に解決を迎える部分、結末のことだね。団も円も丸いことを意味していて、欠けることがない完璧さ、つまりは「すべてがめでたく収まる」という意味の熟語なんだけど、発音のしやすさからか、「大円団」と言い間違えやすいようだね。聡美さんの部活の大会も、最後は「大団円」で終われたらいいね。

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