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タイトルを読める?書ける? 近現代文学の難読書名

悠一さん:は~、今日の日本史の小テストも最悪でした。『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』なんて、画数が多すぎてもはや漢字のテストですよ!なんで、国語でも日本史でも、文学史を覚えないといけないんでしょうね。二度手間ですよ……。

漢検博士:『陰翳礼讃』といえば、日本古来の美意識について美しい文体で綴られた谷崎潤一郎の名随筆だ。読んで損はないぞ。一回覚えれば国語も日本史も成績が上がるんだから、一挙両得じゃないか!さあ、次のタイトルも、ちゃんと読んで、書けるかな?

  • 『誹風柳多留(はいふうやなぎだる)』
    1765~1840年まで、ほぼ毎年刊行されていた川柳集。初期は柄井川柳(からいせんりゅう)と呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)によって編纂(へんさん)され、最終的に167編が刊行された。本書が人気を博したことで、連歌から派生したこの文芸に「川柳」の呼び名が定着した。
  • 『伊曽保物語(いそほものがたり)』
    「ウサギとカメ」「アリとキリギリス」などで知られる『イソップ物語』を翻訳した江戸時代の仮名草子のひとつ。訳者は不明。1659年刊、全3巻。挿絵入りでやさしい文語体で書かれ、内容も日本向けに一部改編されるなどして親しまれた。宣教師ハビアンが訳し、ローマ字で書かれた『天草本伊曽保物語』もある。
  • 『安愚楽鍋(あぐらなべ)』
    仮名垣魯文(かながきろぶん・1829-1894)による滑稽本。1871~1872年に刊行。明治維新後、文明開化の象徴として次々と開業した牛鍋屋を舞台に、あぐらをかきながら牛鍋をつつき、雑談に興じる田舎侍、文人、芸者、商人などさまざまな庶民の会話から、文明開化を風刺した作品。
  • 『婦系図(おんなけいず)』
    泉鏡花(いずみきょうか・1873-1939)による小説。1907年、新聞に連載された。主人公・早瀬主税(ちから)と元芸者・お蔦(つた)の悲恋と、恩師の敵(かたき)への逆襲を織りまぜて描いた風俗小説。何度も舞台化・映画化・テレビドラマ化され、主題歌もヒットした泉鏡花の代表作の一つ。

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