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夏をイメージさせる漢字 知っておきたい季節の漢字【夏】

昌人さん:5月って、おもしろいですね。「五月蠅い」と書いて「うるさい」と読んだり、「五月雨」で「さみだれ」、「五月晴れ」で「さつきばれ」と読むなんて。しかも、5月なのに夏の季語なんですね!

漢検博士:だいぶ季語を楽しんでいるな(笑)。まず、大前提として言っておくと、これらに使われている「五月」は陰暦の5月、つまり今の6月のことだから、夏の季語で間違いないんだ。暑くなりはじめる頃の蠅(はえ)は特にうるさく感じるので「五月蠅い」、

梅雨時に降り続く雨のことを「五月雨」、梅雨の合間のさわやかな晴れ間を「五月晴れ」、梅雨空でどんよりと薄暗い昼間を「五月闇(さつきやみ)」とも言うぞ。

昌人さん:6月に「五月」を使うって、ちょっと不思議な季節感もあるんですね。

  • 心太(ところてん)
    テングサなどの海藻を煮溶かして冷やし固めた食品。「天突き」という専用の道具で細い麺状に突き出し、酢醤油や黒蜜をかけて食べる夏らしい食品。もともと「こころぶと」と呼ばれており、そこから「心太」の漢字が当てられ、読み方が「こころてい」から「こころてん」「ところてん」へと転じていったのではないかという説がある。
  • 郭公(かっこう)
    夏に飛来するカッコウは、「カッコー、カッコー」と鳴くことから「郭公」の字があてられた。中国でも同じ字をあてる。また、カッコウの別名は「閑古鳥(かんこどり)」。人里離れた場所で聞くカッコウの声は物寂しく感じられることから、お店などがはやっていない様子を「閑古鳥が鳴く」と言う。
  • 南風(はえ)
    南から吹く夏の風の呼び名。「みなみかぜ」「なんぷう」「みなみ」などの読み方もある。梅雨の長雨の時期、空も心も暗くどんよりさせる湿った南風のことを「黒南風(くろはえ)」、梅雨の中頃に吹く激しい南風を「荒南風(あらはえ)」、梅雨が明けて明るくなった空に吹く南風を「白南風(しろはえ)」という。
  • 半夏生(はんげしょう)
    太陽の動きをもとに季節を分ける中国生まれの「二十四節気」(夏至、秋分、立冬など)に対し、生活体験から日本独自に生まれたのが「雑節」。その一つで、夏至から11日目にあたる日を半夏生とした。梅雨が明ける頃であり、田植えを終える目安とされる日。地域によっては蛸(たこ)を食べる。

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