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意外に読めない大佛次郎 読めそうで読めない偉人の名前(近代以降②)

漢検博士:12月といえば、ノーベル賞が贈られる時期だな。ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言によって設立され、物理学、化学、医学・生理学、文学、平和、経済学(1969年より追加)の6分野で顕著

な功績を残した人物に贈られるものだ。ノーベル賞を受賞すれば、世界的な偉人といえるな。

悠一さん:ノーベル平和賞を受賞したマララさんは17歳だったんですよね?僕も何か賞をもらって有名になりたいなぁ。

漢検博士:若くして受賞を狙うなら、文学賞はどうかな?芥川(あくたがわ)龍之介の功績を記念して作られた芥川賞は、無名の新人の作家が対象なので最年少は2003年に19歳で受賞した綿矢りささんだ。同時に創設された直木賞は正しくは「直木三十五賞」、特別な読み方を考えてしまいそうだが、そのまま「なおきさんじゅうごしょう」。

最近では2012年の浅井リョウさんの23歳が最年少だ。自分の名前がついた賞が作られるような偉人になりたいものだな!

  • 大佛 次郎(おさらぎ じろう/1897~1973)
    小説家。神奈川県生まれ。東大卒業後、教員、外務省勤務を経て小説家に。『鞍馬天狗』の作者として有名。代表作は『パリ燃ゆ』『帰郷』『天皇の世紀』など。時代小説から現代小説、ノンフィクションと作風は幅広く、亡くなった年にその業績を記念して、優れた散文作品に対して贈られる「大佛次郎賞」が創設された。2001年には評論を対象にした「大佛次郎論壇賞」も新設。
  • 大宅 壮一(おおや そういち/1900~1970)
    昭和を代表するジャーナリスト、評論家。中学校(現在の高校)から社会活動に目覚めて退学処分を受け、検定試験で卒業資格を得る。三高(京都大学の前身)を経て東大に進学するも中退。このころから文芸評論家として頭角を現し、ジャーナリストとして活躍。「一億総白痴化」「駅弁大学」「恐妻」などの流行語も生み出した。その業績を記念して、没年の1970年にすぐれたノンフィクション作品を表彰する「大宅壮一ノンフィクション賞」が設立された。
  • 朝永 振一郎(ともなが しんいちろう/1906~1979)
    物理学者。哲学者である父・朝永三十郎が京都帝国大学教授となったのに伴い東京から京都へ移住、自身も京都帝国大学へ進学する。卒業後ドイツに留学し、原子核物理学や量子場理論を学ぶ。多時間理論を発展させた「超多時間理論」、無限大の矛盾を質量にくりこんで処理する「くりこみ理論」を発表。両理論により1965年、ノーベル物理学賞を受賞。その功績を称え、若い世代に受け継ぐため、小中高校生を対象にした朝永振一郎記念「科学の芽」賞が創設されている。

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