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春をイメージさせる漢字 知っておきたい季節の漢字【春】

昌人さん:博士が言うように、会話に季節感を取り入れようと思って、春先の暖かい日に「今日はいい小春日和ですね」と言ったら、冷たい目で見られたんですけど……。

漢検博士:やってしまったな!「小春日和」は「小さな春」という字のイメージから、ようやく暖かくなってきた頃に使う人がいるが、小春というのは陰暦10月(現在の11月)の異名。つまり、初冬の頃の、まるで春のように穏やかで暖かく晴れた日を指して言う言葉なんだ。

そうだったんですか……。じゃあ春にはどんな言葉を使うといいんでしょうか?

  • 東風(こち)
    春に吹く東風を特に「こち」と読む。冬型の西高東低の気圧配置が崩れることによって太平洋側から大陸へ向けて吹く暖かい風で、雪解けをうながし、梅などの花を咲かせる。菅原道真の「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」の歌で有名。
  • 長閑(のどか)
    穏やかで静かな様子を表す言葉。「閑」は「ひま」の意味があり、そこからひっそりして静かな様子、心安らかな状態も含むようになった。静かで心穏やかな状況は四季を通じてあるかもしれないが、春ならではのやわらかな日差しや気温が、いかにも“のどか”なことから春の季語にあてられている。
  • 麗か(うららか)
    やわらかな日が照っている様子、晴れ晴れとのびやかな気分を表す。「春うらら」や「うらうらとした陽気」なども同じ状態を表す言葉で、やはり春ならではの感覚。「長閑」と同様、のんびりとのどかな様子を表すが、「長閑」は時間的なのどかさ、「麗か」は空間的なのどかさと使い分ける。
  • 啓蟄(けいちつ)
    太陽の動きをもとに、一年を24に分けた「二十四節気」。啓蟄はその変わり目の呼び名の一つで、「啓」は開く、「蟄」は虫などが土中に隠れ閉じこもるという意味がある。つまり、大地があたたかくなり、地中で冬眠していた虫などが這い出してくる日とされる。

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