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読み間違えやすい伊藤博文 読めそうで読めない偉人の名前(近代以降①)

漢検博士:明治維新以降の歴史は授業がかけ足でうろ覚えという人がよくいるが、歴代の総理大臣の名前ぐらいは間違えずに読み書きできるようになっておきたいものだな。

山県有朋(やまがたありとも)、大隈重信(おおくましげのぶ)、西園寺公望(さいおんじきんもち)、原敬(はらたかし)……意外に間違えやすいのが伊藤博文。「はくぶん」は通称で、「ひろぶみ」と濁るのが正しいぞ。

悠一さん:岸信介は「しんすけ」じゃなくて「のぶすけ」、池田勇人は「ゆうと」じゃなくて「はやと」、鈴木善幸は「よしゆき」じゃなくて「ぜんこう」って……ひっかけ問題ですよ!

漢検博士:政治家に限らず、近代日本の礎を築いてくれた人たちに敬意を表して、このくらいの名前は正しく読めてほしいものだな。

  • 西 周(にし あまね/1829~1897)
    明治時代の思想家。幕末期にオランダに留学して哲学や法学、経済学を学ぶ。徳川慶喜の政治顧問として活躍し、のちに明治政府に乞われて兵部省・文部省などの官僚を歴任。軍人勅諭を起草するなど、国防や教育制度の改革に尽力した。森有礼(もりありのり)、福沢諭吉らと学術団体「明六社」を結成し、西洋哲学、啓蒙思想の普及にも努め、「哲学」をはじめ、「主観、客観、理性」など多くの哲学用語を訳出。日本近代哲学の祖と言われる。
  • 前島 密(まえじま ひそか/1835~1919)
    明治時代の官僚。イギリスに留学して郵便制度を学び、近代郵便制度の確立につとめた。「郵便、切手、葉書」という名称も前島が定めた。その功績から「日本近代郵便の父」と呼ばれ、1円切手の肖像となった。2015年、消費税の改定にともなって普通切手のデザインが一新された際も、1円切手のデザインだけはそのままとされた。郵便事業だけでなく、新聞、電話、海運・陸運、教育、保険などの制度の確立にも貢献している。
  • 幣原 喜重郎(しではら きじゅうろう/1872~ 1951)
    大正・昭和時代の政治家、第44代内閣総理大臣。大阪の豪農の家に生まれ、東大卒業後、外交官となる。全権大使としてワシントン会議に関わり、加藤高明内閣、若槻内閣、浜口内閣で外務大臣を務めた。「幣原外交」と呼ばれる英米協調路線をとるが、次第に軍部と対立し、政治の表舞台から姿を消す。第二次世界大戦後、内閣総理大臣となり(1945年10月9日~1946年5月22日)、憲法改正の草案づくりなどに携わった。

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