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うらやましい気持ちを表現しよう ものすごく欲しいもののことは…『スイゼンの的』

漢検博士:今どきの中学生は、どのくらいおこづかいをもらっているのかな?

限られた予算の中で、欲しいものに優先順位をつけて買っていくことになると思うが、「なかなか手に入れられないけどどうしても欲しい!」あるいは「いつか絶対手に入れよう!」と思っているものもあるんじゃないかな。そういうのを、「垂涎の的」と言うんだ。

【語源】「涎」はよだれのこと。おいしそうな食べ物を前にすると思わずよだれを垂らすほど食べたくなるように、なんとしてでも手に入れたいもの、誰もが欲しがる貴重なものに対して使う言葉だ。

紀元前200年頃の中国に賈誼(かぎ)という学者がいて、彼が書いた『賈誼新書』という本の中に、「それを聞いた者や見た者は、ごちそうを前にしたときのように涎を垂らしてそのことをお互いに語るだろう」と書かれている。そこから、素晴らしくて誰もが欲しがるもののことを「垂涎の的」というようになったんだ。

【使い方】沙織さん:「彼の乗っている自転車はみんなの垂涎の的だ」「ファン垂涎の的のライブチケットを手に入れたぞ!」「うらやましい~」「(人にうらやましがられるものを)自慢したい!」という気持ちをこめたいときに使うといいんですね。

【豆知識】「垂涎ものの時計」「垂涎を禁じ得ない」というように、“垂涎”だけでも同じように使うことができるぞ。

また、「欲しい」という気持ちは食欲を連想しやすいのか、同じようにものすごく欲しい気持ちを表す言葉として、「よだれが出そうな」「生唾を飲みこむ」「のどから手が出る」というのもあるな。同じような意味でも、違う言い回しを覚えておくと表現の幅が広がるぞ。

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