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目上の人に疑いを示す表現 人の能力を疑うことは…『カナエのケイチョウを問う』

漢検博士:ふと、「この先輩、頼りにならないな」とか、「この先生の言うことを信用していいのかな?」と、上位者の能力に疑問を抱く時があるかもしれない。そういうのを『鼎の軽重を問う』と言うんだ。

しかし、そこには「私の能力の方がまさっている」という裏があることになるので、気をつけて使わないといけないぞ。

【語源】「鼎」とは三本足の青銅器のことで、王や権威の象徴とされる宝物の一種。周の時代、楚(そ)の荘王(そうおう)が周王室の宝物である鼎の重さを尋ね、暗に自らの優位を示し、王位を奪う野心をうかがわせた故事から生まれた慣用句だ。

このことから、自分より身分や地位が上の人の能力や権威に疑いを示し、その地位を奪おうとすることを言うようになったんだよ。

【使い方】沙織さん:「部長として鼎の軽重を問われる」「あの政治家が鼎の軽重を問われるのは時間の問題だ」使えると賢そうですが、使いこなすのはなかなか難しそうですね。

【豆知識】鼎は3本の足が向き合った形をしているので、3人が集まって話し合うことを「鼎談(ていだん)」と言うぞ。

ところが3人でも、生徒とその保護者と先生が話し合うのを「三者鼎談」とはいわないね。これは、座り方を考えればわかるように、3人が対等に向き合うのではなく、2対1の話し合いだから、「三者面談」と言うんだ。また、3者の力が拮抗して対立していることを「三者鼎立」というのも覚えておこう。

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