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秋をイメージさせる漢字 知っておきたい季節の漢字【秋】

昌人さん:「拝啓、霜風の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます……」はぁ~。手紙って、なんでこんなめんどくさい言葉を使うんでしょうね。

漢検博士:なにもわざわざ手紙用に難しい言葉が作られたわけではないぞ。もともとは普通に使っていた言葉が、今ではほとんど書き言葉でしか使われないため、難しく感じるだけだじゃないかな。手紙に限らず、話し言葉の中にも季節感のある言葉を織りこんでいけるようになると、大人としての株もぐっと上がるんじゃないかな?

昌人さん:なるほど!秋っぽいというと、他にどんな言葉がありますか?

  • 鰯雲(いわしぐも)
    小さな雲が魚のうろこのように、あるいは魚の群れのように広がっているようすを「鰯雲」あるいは「うろこ雲」と呼ぶ。秋らしさを感じさせる空もよう。気象用語では巻積雲(けんせきうん)と言う。
  • 蟷螂(かまきり・とうろう)
    初夏に卵からかえり、秋に成虫になり、冬にそなえて卵を産むことから、秋の昆虫に分類される。前肢が鎌のようになっていることから「かまきり」の読み方が当てられるが、「とうろう」とも読む。
  • 案山子(かかし)
    作物を狙う鳥や小動物を追い払う目的で田畑に立てる人形。特に秋の田んぼでよく見られる。古くは魚の頭や髪の毛を焼いたものを串に刺して悪臭で追い払っていたことから「嗅がし」といい、濁りがとれて「かかし」になった。「案山」は山の中の平らな部分、「子」は人形を指す中国の僧侶の言葉にならってこの字をあてるようになったといわれる。
  • 秋霖(しゅうりん)
    おおむね8月後半から10月、秋の初めに降りつづく秋の長雨のこと。霖は「ながあめ」とも読む。秋霖は暑さを和らげ、寂しさを感じさせる。一方、春に降る長雨は春霖(しゅんりん)といい、草木の芽吹きをうながす明るイメージ。雨に関する言葉はたくさんあるので調べてみよう。

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