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「冠婚葬祭」ってどんな意味? 冠婚葬祭のなかの難読漢字【葬祭編②】

昌人さん:ところで今さらですが、冠婚葬祭ってどういう意味でしょう……?

漢検博士:慣習的に行われる慶弔の儀式の総称だ。「冠」は七五三・成人式・還暦や喜寿などの年齢的な節目や、合格・進学・就職など人生の節目の祝い事、「婚」は結婚にまつわる儀式、

「葬」は葬儀など死にまつわる儀式で、「祭」は祖先に関係する祭礼のことで、三回忌などの法事のほかに、お盆・正月・七夕などの年中行事も含まれるぞ。

昌人さん:どれも今の僕にはなじみが薄くて、知らない言葉がたくさんありそうですね…

  • 注連縄(しめなわ)
    神聖な場所とそうでない場所を区別するために張る縄のこと。「しめ」には、高貴な人がその場を「占める」という意味があった。そこに、「注連(ちゅうれん)」という、中国の風習で、出棺のあとに死者の霊が戻って来ないように清めの水を注いで連ねた縄を表す字を当てたと考えられる。一定間隔で藁(わら)を3本、5本、7本と垂らすことから、「七五三縄」と書くこともある。
  • 精霊(しょうりょう)
    死者、特に祖先の霊魂のこと。お盆には、先祖の霊を家に迎えて供養するため、花や季節の野菜や果物、キュウリの馬にナスの牛などを飾る「盆棚(ぼんだな)/精霊棚(しょうりょうだな)」を作る。「せいれい」と読むと、山や草木、石などさまざまな物に宿ると考えられる超自然的存在のことになる。
  • 苧殻(おがら)
    麻の茎の皮をはいだあとに残った芯の部分で、盆の入り(一般的に13日)の夕方に家の門前や戸口で焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの皿の上で燃やして迎え火とし、盆明け(一般的には16日)にも送り火としてたき、祖先の霊をあの世へ見送る。麻は古来より清浄な植物と考えられており、悪いものを祓い清める力があると考えられた。
  • 三方(さんぼう)
    神道の神事において使われるもので、神饌(しんせん・神様へのお供え物)をのせる台のこと。折敷(おしき)と呼ばれる盆の下に台がついたもので、台の3方向に穴があいていることから「三方」と呼ばれる。穴のあいてない側が神様のほうへ向くように置く。「さんぽう」と半濁音になると、「三宝」と書き、仏教における3つの宝「仏・法・僧」のことになる。

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