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近代文学の難読タイトル 近代文学のタイトルを読む『昭和の名作』

漢検博士:小説というのはいつの時代もいいものだが、「昭和の文豪」というと誰を思い浮かべる?

聡美さん: カワバタとか、ミシマとか……?

漢検博士:川端康成と三島由紀夫だな。昭和になると人名も作品名も親しみやすくなるが、まだまだ難しいものもあるぞ。

太宰治『富嶽百景』、島崎藤村『破戒』、坂口安吾『堕落論』、大岡昇平『俘虜記』、中上健次『枯木灘』、井上ひさし『吉里吉里人』……。もちろんどれも名作だから、読んでおくといいね。

  • 『蟹工船(かにこうせん)』
    小林多喜二(こばやしたきじ・1903-1933)によるプロレタリア文学の代表作。1929年発表。北洋でカニを獲り、船中で缶詰へと加工する蟹工船。過酷な労働を強いられる貧しい労働者たちによる、労働者としての権利の獲得のための闘争とこれに対する弾圧を描く。
  • 『細雪(ささめゆき)』
    谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう・1886-1965)の長編小説。1948年完成。昭和10年ごろの大阪・船場の旧家を舞台に、美しい四姉妹、鶴子・幸子・雪子・妙子をめぐる人間模様を描く。典雅な文体と日本的美意識をちりばめた著者の代表作。他の著作には『痴人の愛』『春琴抄』『瘋癲老人日記』などがある。
  • 『檸檬(れもん)』
    梶井基次郎(かじいもとじろう・1901-1932)による短編小説。1931年刊行。青果店で目にとめた色鮮やかなレモンを、洋書店の本の上に置き、小さな爆弾を置いたつもりで逃げ去る――。得体の知れない鬱屈や焦燥をレモンに託した評価の高い心象小説。
  • 『天平の甍(てんぴょうのいらか)』
    井上 靖(いのうえやすし・1907-1991)による歴史小説。奈良時代、日本に正しい仏の教えを授けるために来日した鑑真和上。来日に至るまでの苦難の歴史を、5人の若い留学僧の運命とともに描く。他の著作には『敦煌』『おろしや国酔夢譚』『しろばんば』などがある。

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