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近代文学のタイトル読めるかな? 近代文学のタイトルを読む『明治〜大正の名作』

漢検博士:「石炭をば早や積み果てつ。中等室の卓(つくえ)のほとりはいと静にて、熾熱燈(しねつとう)の光の晴れがましきも徒(いたずら)なり。」

悠一さん: また古文の朗読ですか?

漢検博士:何を言っておるか!れっきとした近代文学、『舞姫』の有名な冒頭じゃないか。とはいえ、明治23年は今からおよそ100年前、現代語訳が出版されるくらいだからな……。それでも人の悩みは意外と今と変わらないし、今とは違う言い回しや文章のリズム感など、読んでおいて損はないぞ。

  • 『山椒大夫(さんしょうだゆう)』
    森鴎外(もりおうがい・1862-1922)の代表作の一つ。1915年発表。幼い安寿と厨子王はだまされて山椒大夫のもとに売られたが、安寿の犠牲により厨子王は逃げ出し母と再会する……という中世の説話「さんせう大夫」を鴎外が翻案。他の著作には『舞姫』『高瀬舟』などがある。
  • 『高野聖(こうやひじり)』
    泉鏡花(いずみきょうか・1873-1939)の短編小説。1900年発表。高野山の旅の僧が、旅の道連れとなった若者に、自らが飛騨の山中で体験した怪奇で幽玄な世界を語る。独特の文体で綴られる幻想小説の名作。他の著作には『外科室』『天守物語』『歌行灯』などがある。
  • 『濹東綺譚(ぼくとうきだん)』
    永井荷風(ながいかふう・1879-1959)による小説。1937年発表。玉の井の私娼街を舞台に、中年の小説家と娼婦・お雪との出会いと別れを、四季の移り変わりや風俗などを織り交ぜつつ描く。主人公は作者がモデルとも言われる。他の著作には『ふらんす物語』『断腸亭日乗』などがある。
  • 『虞美人草(ぐびじんそう)』
    夏目漱石(なつめそうせき・1867-1916)の作で、1907年、朝日新聞に連載された。傲慢な美女・藤尾を中心に、対照的な古風な女性、それぞれの婚約者などをからめ、新旧の道義感のはざまで揺れるさまを絢爛な文体で描く。他の著作には『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』などがある。

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