公益財団法人 日本漢字能力検定協会

日本漢字能力検定

メニュー

どれだけ知ってる?漢字の豆知識

高校生レベル

さらに難しい古典のタイトル 古典のタイトルを読む『4つの鏡を覚えよう』

漢検博士:古典というのは、古文の時間だけでなく日本史にもよく出てくるから、どんな本か知っておくのは大切だぞ。

悠一さん: 日本史に出てくる古典って、だいきょう、こんきょう、すいきょう、ぞうきょう……ですか?

漢検博士:『大鏡(おおかがみ)』『今鏡(いまかがみ)』『水鏡(みずかがみ)』『増鏡(ますかがみ)』だ。平安時代から室町時代にかけて書かれた歴史書で、4つ合わせて「四鏡(しきょう)」と言う。

成立順は「だいこんみずまし(大根水増し)」とか「おおいにみずます(大いに水増す)」と覚えるといいが、内容の時代順に並べると『水鏡』『大鏡』『今鏡』『増鏡』というのがややこしいところだな(笑)。次のタイトルも読めるかな…?

  • 『歎異抄(たんにしょう)』
    鎌倉時代後期、浄土真宗の』開祖・親鸞(しんらん)の教えが正しく伝わっていないことを嘆いた弟子によって書かれた仏教書。作者は親鸞に師事した唯円(ゆいえん)といわれる。「善人なおもて往生を遂ぐ。いわんや悪人をや」という「悪人正機説」の一文は特に有名。
  • 『風土記(ふどき)』
    奈良時代、全国を統一した朝廷が、各地方の文化や風土、地勢等について国ごとにまとめて献上させた報告書のこと。写本として『出雲国(いずものくに)風土記』『播磨国(はりまのくに)風土記』『常陸国(ひたちのくに)風土記』など5つのみ現存する。
  • 『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』
    平安末期、後白河法皇により編纂された「今様(いまよう)」の歌謡集。今様とは、白拍子や遊女らによって作られた流行歌のようなもので、後白河法皇自ら、学んだ歌が死後も残るようにと書き留めた。梁塵とは、梁の上に積もった塵も動かすほどすぐれた歌のこと。
  • 『菟玖波集(つくばしゅう)』
    南北朝時代、二条良基によって編纂された勅撰連歌集。連歌とは、和歌の五・七・五(長句)と七・七(短句)を多数の人で交互に作り、連ねていく詩歌の一形態。最初に読まれる「発句」が俳句へと発展し、最後に読まれる「挙句」は「挙句の果て」の語源となった。

一覧ページへ戻る

豆知識トップページへ

ページTOP

  • 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 日本漢字能力検定協会について
  • 協会からのお知らせ
  • サイトマップ
  • 日本漢字能力検定
  • BJTビジネス日本語能力テスト
  • 文章読解・作成能力検定
  • 漢字ミュージアム
  • 漢字を調べるなら漢字ペディア
  • 漢字カフェ

Copyright© 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 All rights Reserved.
「漢検」は登録商標です。