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苦しみを表すいろいろな表現 ひどく苦しい思いをしてるときは…『トタンの苦しみ』

漢検博士:口ぐせのように、「しんどい」とか「つらい」とか言ってないかい?とてもつらいときには「むっちゃ」などをつけて強調するだけでは、残念な表現だね。本当に苦しいとき、つらいときを表す言葉として『塗炭の苦しみ』という言い方があるぞ。泥水にまみれ、炭火で焼かれるような、激しくて耐えがたい苦しみをたとえる言葉だ。

【語源】昔々の中国で、美しい女性に夢中になりすぎて、政治をほったらかしにした王様がいたんだ。その女性を喜ばせるために豪華な宮殿を建てたり、美少女を集めて踊らせたり、豪華な宴会を開いたりするなど贅沢三昧を重ねたため、国民の生活は非常に厳しくなってしまった。

その王様を倒そうと立ち上がった人物が、国民の苦しさを表現するときに使ったのが「塗炭」という言葉なんだ。

【使い方】沙織さん:「すべての装備を取り上げられ、レベルを上げるのに塗炭の苦しみを味わった」 と言うと、なんだかかっこいいですね。ゲームの話ですけど…。

【豆知識】同じようにつらい思いをする言葉に「辛酸(しんさん)をなめる」「苦汁(くじゅう)をなめる」という言い方もあるぞ。つらい、苦しい体験を、からいものやすっぱいもの、にがいものを味わうことにたとえているわけだ。同じ「くじゅう」でも「苦渋」と書くと“悩む”という心理面が強まり、「苦渋を味わう」「苦渋の決断」となる。こちらも覚えておくと、表現の幅が広がるぞ。

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