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似て非なる「形」と「型」、何が違う? ~髪形と髪型は同じじゃない~

漢検博士:おや、沙織さん、ちょっと雰囲気が違うが、髪形を変えたのかな?

沙織さん:わかりますか?いつもは毛先が外はねなんですけど、今日は内巻きにしてみたんです。ところで、さっき「今日のかみがたどう?」ってメールを送ろうと思ったら、「髪型」と「髪形」という2つの候補が出てきたんです。辞書をひいてみても、髪型は「髪の結い方」、髪形は「髪を結った様子」となっていて、同じような同じじゃないような……。いったい、どう違うんでしょうか?

漢検博士:見出し語として使い分けしてない辞書もあるほど微妙な違いだが、漢字としては成り立ちが違うのだから、当然、表しているものも違うのだし、しっかり使い分けたいところだね。「型」は、「井(四角い枠)」と「リ(刀で削る)」からできた「刑」に、「土」を足した字。つまり、あるものを作り出すために砂や粘土で作った鋳型のことを表すんだ。一方「形」は、部首の「彡(さんづくり)」は刷毛(はけ)でつけた模様からできていて飾りや美しさを表し、「井(四角い枠)」と合わさることで、現れ出た美しい姿を表すんだね。つまり、同質なものをいくつも生み出すのが「型」で、できあがった具体的な個別のものが「形」となるわけだ。

沙織さん:なるほど~。「はやりの髪型」と「今日の髪形」、「ほっそりした体型」と「昔と変わらない体形」、「焼き物の原型」と「花瓶の原形をとどめないほど壊れた」というように、「型」は分類される様式・基準、「形」はより具体的な姿かたちを表すときに使うというイメージですね!

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