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「最小限」はあっても「最少限」はない? ~反対語とセットで考える~

沙織さん:「小」と「少」の使い分けって、今でも時々迷うんです。「小さい」と「少ない」で考えるようにしていると、「少人数」は「少ない人数」だからすんなり納得いくんですが、「出費を最小限に抑える」と言う場合、お金なので、「小さい」より「少ない」のほうが正しい気がするんです。

漢検博士:「最小限」の反対の「最大限」とセットで考えるとわかりやすいぞ。「サイショウ」というのは多寡を問うているのではなくて、ある範囲の中での大小を聞いているのだから、「最小限」でいいんだよ。「最多限」という言葉は、聞いたことがないよね?ちなみに、「小」は、小さな点を3つ描いたことからできた漢字で、そこにさらに「削ぎ取る」という意味の「ノ」を加えたのが「少」。成り立ちも近いものがあって、迷うのも仕方ないかもしれないね。

沙織さん:「ショウガクシヘイ」は、高額紙幣に対して額が少なくなっているから、「少額」で正しいですか?

漢検博士:これも、お金の「量が少ない」ではなくて、「単位が小さい」ことを言っているから、「小額」が正しいよ。金額が少ないことを表す「少額」は、「少額からでもご寄付お願いします」などと使うんだ。「小額」の反対は「高額」、「少額」の反対は「多額」だから、反対にして、どちらがしっくりくるかを考えるとわかりやすいかもしれないね。また、「少数意見」「少数派」と言うときの「少数」は人数が少ないことで、「小数点」の「小数」は0よりも小さい数という意味なんだ。でも、「少数」の反対は「多数」だけど、「小数」の反対は「整数」だから、なかなか難しいね。

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