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「周り」と「回り」を正しく使い分ける ~成り立ちからイメージする~

遥ちゃん:最近、お父さんがウォーキングを始めて、「お堀の周りを3周」とか「近所をひと回り」とか、カレンダーに記録しているんです。どっちもぐるっとまわるのは同じなのに、どうして「周り」と「回り」の2つの書き方があるんですか?2つは、どう違うんですか?

漢検博士:まずは、それぞれの漢字の成り立ちから考えてみようか。一説によると、「回」は水がうずまく様子でできているから、円をえがくようにぐるっと回ったり、元に戻るという意味合いが強いと言われているよ。「ひと回り大きな服」「ひと回り年上」というように、大小を表わすときにも使うね。「周」は、田んぼに米がびっしり茂っている様子に、土地を示す「口」がついた字で、あるものの外側に沿ったところや、すみずみまで全体に行き渡る様子を示しているという説があるよ。※謂れや解釈については諸説あります。

遥ちゃん:成り立ちは全然違うんですね!それぞれ、どんなときに使うんですか?

漢検博士:「回」は回転するような動きや、その動きにぴったりと沿うイメージに重きが置かれて、「周」はなんらかの中心があって、その「周辺」「ゾーン」に重きが置かれるというイメージかな。とはいえ、慣習的な部分も大きいので、以下の例文でつかんでおこう。 ●回り・身の回りの世話をする ・水回りをリフォームする ・時計回りに指名する ・遠回りして帰る ・引っ越しの挨拶回りをする ・火の回りが早い ・腰回りが痛む ●周り・周りの様子をうかがう ・周りに流される ・月は地球の周りを回る ・花壇の周りに柵を立てる ・公園の周りを散歩する ・彼の周りにはいつも誰かがいる ・首の周りにマフラーを巻く

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