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上から見るから「高見の見物」? ~「~み」と「~見」の使い方に要注意~

悠一さん:現代文の時間の小テストで「見物」を使った例文を作れという問題があって、「ぼくたちが寒い中マラソンをしているのに、先生たちは職員室で高見の見物だ」と書いたらバツをもらったんです。先生を批判したらバツだなんて、横暴ですよね!

漢検博士:さて、その批判が正しいかどうか……。なぜバツをもらったか、理由を考えてみようか。悠一さんは、「高見の見物」をどういう意味で使ったのかな?

悠一さん:無関係な顔をして余裕しゃくしゃくの態度で眺める、という意味ではないんですか?

漢検博士:うん、まあまあ合っているかな。安全な高い場所から騒動を眺めるように、第三者の立場で事の成り行きを傍観すること、という意味だね。高い場所から見るから「高見」と書き違えがちなんだが、「高み」と書いて「高い場所」という意味があり、「み」は場所や程度を表す接尾語なんだ。だから漢字で書かないのが正解。先生がバツにしたのは、決して教師の横暴ではないんだよ。同様に、「旨みのある仕事」や「苦み走ったいい男」なども、「おいしい(得する)部分がある」「渋さ(男らしさ)が強い」という傾向を表しているから、「味」と漢字で書かずに「み」と書くのが正しいぞ。「この煮物は甘みが強い」と言う場合も、甘さの程度の話をしているので、本来は「み」と書くのが正しいんだが、最近では味わいに限っては「甘味」「旨味」「苦味」と書くケースも受け入れられるようになってきて、一概に間違いとは言えなくなってきたね。

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