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一生懸命、つとめます! ~努・勤・務・勉の使い分け~

遥ちゃん:来月からクラス委員をやるので、クラスだよりにあいさつ文を書くように言われているんです。えーと、「こんど、クラス委員になった、立花 遥です。いっしょうけんめい委員を勤めるので……」あれ?努める……?務め……?博士!こういう場合の「つとめる」は、どれを書くのが正しいんですか?

漢検博士:どれも、熟語にしてみるとわかりやすいよ。一番区別しやすいのは、「努力」の「努める」だね。「力いっぱいがんばる」という意味で使い、「解決に努める」「体力向上に努める」「努めて平静を装う」などと使うよ。「勤める」と「務める」は、合わせて「勤務」となるように、どちらも「一生懸命やるべきことを行う」という意味があるんだ。違いは、「勤める」はある仕事について働くことを指し、「銀行に勤める」「定年まで勤める」「お坊さんがお勤めをはたす」などと使うよ。一方「務める」は、与えられた役目や任務を果たすこと。「司会を務める」「キャプテンを務める」「主役を務める」などと使うね。さあ、遥ちゃんは、どの「つとめる」を使えばいいか、わかったかな?

遥ちゃん:クラス委員という役割を果たすんだから、「務める」ですね!

漢検博士:そのとおり!そうそう、「つとめる」には他に、「勉める」もあるよ。使い方は「努める」と同じだけど、「努」が「力」と「奴(奴隷)」を合わせた字で、「我慢強く力を尽くす」という少しネガティブな意味を含むのに対して、「勉」は「力」と「免(力を込める)」を合わせた字で、「全力を出し切ってがんばる」というポジティブな意味で使い分けられるよ。

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